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萤火虫和青春

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帖子 由 wfy520 周二 一月 22, 2008 5:48 am

泳ぎ疲れて暗い海から浜にあがる。「光の簾(すだれ)でも覆(かぶ)っている ように、光が身体(からだ)を伝わって、ぼたぼた落ちた…」。井上靖の詩、「夜光虫」の一節である

游累了,从黑暗的海里走上海滩。“好像是批着一层光帘一样,光芒沿着身体传播,啪嗒啪嗒地掉落……”。这是井上靖的诗歌《萤火虫》里的一节。

「この夜の渚(なぎさ)の私には、紛れもない青春の落款が捺(お)されてある」と詩は結ばれている。直径1ミリほど、プランクトンの一種である夜光虫は物理的な刺激に反応して光るというが、ときに人の記憶を刺激して思い出を光らせもするらしい

诗歌结尾写道:“真正的青春,在这个夜晚的海滨,在我的身上,按下了它的印记”。萤火虫是一种直径1毫米大小的浮游生物,会对物理性刺激做出反应而发光,有时似乎也可以刺激人的记忆而照亮回忆。

「夜光虫親より友を選びし日」(広島市 佐保光俊)。きのうの本紙「読売俳壇」に紹介されていた昨年の年間賞作品のひとつである。行くなと親に止められていたのに友だちと夜光虫を見に行った、思春期を追想しての一句という

“萤火虫/在父母和朋友中选择了朋友的日子”(广岛市,佐保光俊)。这是昨天本报的《读卖俳坛》里介绍的去年获奖作品之一。尽管被父母阻止说“不要去”,却仍然和朋友一起去看萤火虫,是追忆青春期的一句俳句。

「闇にたゆたう夜光虫の妖(あや)しい煌(きら)めきに、少年はその夜から親離れをしたのだろう」と選者の俳人、正木ゆう子さんが書いていた。これも井上の言う青春の落款であろう

“黑暗里摇摆不定的萤火虫闪烁出奇异的光芒,大概就是在这奇异的光芒里,少年从这个夜晚开始离开父母独立了吧”,身为俳人的评委正木悠子写道。这大概也就是井上所说的青春的印记吧。

夜光虫は夏の季語だが、少年の心の旅立ちが初々しく、「初」の字ずくめのこの時期に読み返しても胸になじむようである。親の身には少しさびしいようで、どこかほっとする旅立ちかも知れない

萤火虫是夏季的季语,少年的心灵刚刚启程,尚涉世未深,在这个充满着“初”字的时期里,即使反复读着“初”字,也不会让少年觉得不适应。而对于父母来说,似乎会让他们觉得有些寂寞,或许这个旅程会让他们在某个地方松口气也说不定。

顧みれば夜光虫の見物に限らず、その日を境に思春期の暦がたしかにめくられた、という思い出が誰にもあるだろう。遠い日、親についた小さな嘘(うそ)がひとつ、ふたつ、胸の奥で光らないでもない。

回想起来,不仅仅是去看萤火虫,青春期的日历就是以那天为界翻开了第一页,这样的回忆大概任何一个人都有吧。说不定,在很久以后的某天,对父母撒的小小谎言,会一个两个地在内心的深处发出光芒。
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咖啡叶

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