[商务日语] ビジネス会話の基本
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2、 アポイントの取り方
(1) 約束の日時を決める
李 :次の打ち合わせは、いつにいたしましょうか。
担当者:そちらでご都合のよい日をご指定ください。
李 :では、○月○日はいかがでしょうか。
担当者:○月○日ですね。・・・(手帳を見る)・・・
ええ、大丈夫です。その日は二時以降でしたら、社におります。
李 :では、○月○日の二時におうかがいしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
担当者:けっこうです。
(2) 約束の日時を変更する
李 :あのう、勝手なことを言って、誠に申し訳ないのですが、先日のお約束、日時を変更していただけるとありがたいんですが、・・・。
担当者:なにか不都合でも?
李 :ええ、実は急に大阪への出張が決まりまして、二、三日東京を留守にすることになってしまったんです。
担当者:そういう事情でしたら、李さんが東京に戻られてから、再度日時を打ち合わせるということにしませんか。
李 :ありがとうございます。では、東京に戻ってから、再度お電話差し上げます。どうも、ご迷惑を掛けて申し訳ありませんでした。
担当者:いいえ、どういたしまして。
(3)初対面の相手と外で会う場合
担当者:では、○○時に、お約束の場所にまいりますので。
李 :はい、お待ちしております。あの、李様には初めてお会いしますので、私のことがわかりますように、右手に当社のマーク入りの封筒を持っておきますので。なお、念のため、私の携帯電話の番号もお伝えしておきます。
担当者:はい、ありがとうございます。
李 :今から電話番号を申し上げます。(×××)の(××××)の(××××)です。
担当者:では、確認させていただきます。(×××)の(××××)の(××××)でよろしいですか。
李 :はい、では、○○時にお待ちしております。
常套表現と解説
・ そちらでご都合のよい日をご指定ください
○月○日はいかがでしょうか
○月○日でしたら、○○時以降なら社におりますが
・ 先日のお約束、日時を変更していただけるとありがたいんですが
勝手なことを言って、誠に申し訳ないのですが
このアポイントの取り方や変更の仕方は、ほぼマニュアルどおりですから、そのまま覚えればいいでしょう。ビジネスでのアポイントの取り方としては、お客側に日時の決定を任せるのが原則ですが、ビジネスでは日本的な譲り合いは時間のロスとなりますから、相手の都合を聞いた上で、・のように「いつといつならいい」とはっきり自分の希望を伝えた方がいいでしょう。
なお、アポイントを取り消したり変更するときは、あくまでも・のように丁寧にお詫びの気持ちを込めて話すことが大切です。ただし、できない約束は最初からしないのが鉄則で、何度も取り消しや変更をしていると信用を失ってしまいます。
(3)では取引先の人が初対面で、外で会う場合の電話での会話例を取り上げましたが、このような場合は必ず服装や目印になるものを詳しく伝えたり、万一の時のために携帯電話の電話番号を伝えておきましょう。なお、大切な取引相手の場合は、更に念を入れて電話で確認したことをファックスで再度送っておくと行った配慮も、ビジネスマンには必要かと思います。
(1) 約束の日時を決める
李 :次の打ち合わせは、いつにいたしましょうか。
担当者:そちらでご都合のよい日をご指定ください。
李 :では、○月○日はいかがでしょうか。
担当者:○月○日ですね。・・・(手帳を見る)・・・
ええ、大丈夫です。その日は二時以降でしたら、社におります。
李 :では、○月○日の二時におうかがいしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
担当者:けっこうです。
(2) 約束の日時を変更する
李 :あのう、勝手なことを言って、誠に申し訳ないのですが、先日のお約束、日時を変更していただけるとありがたいんですが、・・・。
担当者:なにか不都合でも?
李 :ええ、実は急に大阪への出張が決まりまして、二、三日東京を留守にすることになってしまったんです。
担当者:そういう事情でしたら、李さんが東京に戻られてから、再度日時を打ち合わせるということにしませんか。
李 :ありがとうございます。では、東京に戻ってから、再度お電話差し上げます。どうも、ご迷惑を掛けて申し訳ありませんでした。
担当者:いいえ、どういたしまして。
(3)初対面の相手と外で会う場合
担当者:では、○○時に、お約束の場所にまいりますので。
李 :はい、お待ちしております。あの、李様には初めてお会いしますので、私のことがわかりますように、右手に当社のマーク入りの封筒を持っておきますので。なお、念のため、私の携帯電話の番号もお伝えしておきます。
担当者:はい、ありがとうございます。
李 :今から電話番号を申し上げます。(×××)の(××××)の(××××)です。
担当者:では、確認させていただきます。(×××)の(××××)の(××××)でよろしいですか。
李 :はい、では、○○時にお待ちしております。
常套表現と解説
・ そちらでご都合のよい日をご指定ください
○月○日はいかがでしょうか
○月○日でしたら、○○時以降なら社におりますが
・ 先日のお約束、日時を変更していただけるとありがたいんですが
勝手なことを言って、誠に申し訳ないのですが
このアポイントの取り方や変更の仕方は、ほぼマニュアルどおりですから、そのまま覚えればいいでしょう。ビジネスでのアポイントの取り方としては、お客側に日時の決定を任せるのが原則ですが、ビジネスでは日本的な譲り合いは時間のロスとなりますから、相手の都合を聞いた上で、・のように「いつといつならいい」とはっきり自分の希望を伝えた方がいいでしょう。
なお、アポイントを取り消したり変更するときは、あくまでも・のように丁寧にお詫びの気持ちを込めて話すことが大切です。ただし、できない約束は最初からしないのが鉄則で、何度も取り消しや変更をしていると信用を失ってしまいます。
(3)では取引先の人が初対面で、外で会う場合の電話での会話例を取り上げましたが、このような場合は必ず服装や目印になるものを詳しく伝えたり、万一の時のために携帯電話の電話番号を伝えておきましょう。なお、大切な取引相手の場合は、更に念を入れて電話で確認したことをファックスで再度送っておくと行った配慮も、ビジネスマンには必要かと思います。
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3、 別れ際の言葉
(1) 基本型
李 :本日は時間を割いていただきまして、ありがとうございました。
担当者:いえいえ、こちらこそ。これをご縁に今後ともよろしくお願いいたします。
李 :では、次回は○○日にまたお伺いします。
担当者:お待ちしております。
(2) 話を切り上げたいとき
<訪問者の側から切り出す>
李 :次の得意先回りも残っておりますので、私はこれで失礼します。本日はお忙しいところをありがとうございました。
取引先:そうですか。それでは、こちらからお電話させていただきます。
李 :では、ご連絡をお待ちしていおります。
<接客者の側から切り出す>
李 :もっとゆっくりお話ししたいのですが、あいにく今日は○○時から会議が入っておりますもので、・・・。
担当者:これはどうも、では、そろそろ私も失礼します。
李 :では、この話の続きは後日改めてと言うことでよろしいでしょうか。
担当者:では、よろしくお願いいたします。
(3) 相手に来社を願った場合の応対
李 :本日はお忙しいところをご足労いただき、誠にありがとうございました。
担当者:いいえ、こちらこそ、お忙しいところをお騒がせいたしました。
李 :では、今度かこちらからお伺いさせていただきますので、・・・。
担当者:お待ちしております。では、私はこれで。
常套表現と解説
・ 本日は時間を割いていただきまして、ありがとうございました
本日はお忙しいところを、ありがとうございました
本日はご足労いただき、ほんとうにありがとうございました
・ 次の得意先回りも残っておりますので、私はこれで失礼します
もっとゆっくりお話ししたいのですが、あいにく今日は○○時から会議が入っておりますもので、・・・
・ これをご縁に今後ともよろしくお願いいたします
これをご縁に弊社をお引き立てください
・ では、次回は○○日にまたお伺いします
では、ご連絡をお待ちしていおります
ビジネスでは別れ際の言葉がおろそかにできません。これからも良好な取引関係を続けるためには、商談がまとまらなかったときでも、相手に好印象を与え、・のようにお礼の言葉を言って、次につながる別れ方をするように心がけましょう。
・は話を切り上げたいときの言い方ですが、理由は必ずしも事実である必要はありません。ビジネスマン同士であれば、その一言が切り出されたら、相手が話を終えたがっていると、一瞬で察知します。その際は、もしあなたがもっと話したいことがあるときでも、潔く去ることが大切です。それ以上強引に話を続けたとしても、いい結果は望めません。いえ、「察しの悪い奴」とマイナス評価になってしまうでしょう。
・は送別れ際に使う言葉ですが、商談がうまくいったときも不調の時にも使える便利な言葉なので、ぜひ使いこなせるようにしておきましょう。
(1) 基本型
李 :本日は時間を割いていただきまして、ありがとうございました。
担当者:いえいえ、こちらこそ。これをご縁に今後ともよろしくお願いいたします。
李 :では、次回は○○日にまたお伺いします。
担当者:お待ちしております。
(2) 話を切り上げたいとき
<訪問者の側から切り出す>
李 :次の得意先回りも残っておりますので、私はこれで失礼します。本日はお忙しいところをありがとうございました。
取引先:そうですか。それでは、こちらからお電話させていただきます。
李 :では、ご連絡をお待ちしていおります。
<接客者の側から切り出す>
李 :もっとゆっくりお話ししたいのですが、あいにく今日は○○時から会議が入っておりますもので、・・・。
担当者:これはどうも、では、そろそろ私も失礼します。
李 :では、この話の続きは後日改めてと言うことでよろしいでしょうか。
担当者:では、よろしくお願いいたします。
(3) 相手に来社を願った場合の応対
李 :本日はお忙しいところをご足労いただき、誠にありがとうございました。
担当者:いいえ、こちらこそ、お忙しいところをお騒がせいたしました。
李 :では、今度かこちらからお伺いさせていただきますので、・・・。
担当者:お待ちしております。では、私はこれで。
常套表現と解説
・ 本日は時間を割いていただきまして、ありがとうございました
本日はお忙しいところを、ありがとうございました
本日はご足労いただき、ほんとうにありがとうございました
・ 次の得意先回りも残っておりますので、私はこれで失礼します
もっとゆっくりお話ししたいのですが、あいにく今日は○○時から会議が入っておりますもので、・・・
・ これをご縁に今後ともよろしくお願いいたします
これをご縁に弊社をお引き立てください
・ では、次回は○○日にまたお伺いします
では、ご連絡をお待ちしていおります
ビジネスでは別れ際の言葉がおろそかにできません。これからも良好な取引関係を続けるためには、商談がまとまらなかったときでも、相手に好印象を与え、・のようにお礼の言葉を言って、次につながる別れ方をするように心がけましょう。
・は話を切り上げたいときの言い方ですが、理由は必ずしも事実である必要はありません。ビジネスマン同士であれば、その一言が切り出されたら、相手が話を終えたがっていると、一瞬で察知します。その際は、もしあなたがもっと話したいことがあるときでも、潔く去ることが大切です。それ以上強引に話を続けたとしても、いい結果は望めません。いえ、「察しの悪い奴」とマイナス評価になってしまうでしょう。
・は送別れ際に使う言葉ですが、商談がうまくいったときも不調の時にも使える便利な言葉なので、ぜひ使いこなせるようにしておきましょう。
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第9章商談の進め方
セールスの仕方、商談の進め方というのは千差万別で、一般化することは極めて困難ですが、ここでは基本となることを取り上げました。これは個々のビジネスマンの奥義に属することですから、実戦経験を積んで体得するしかありませんね。
1、 セールスのこつ
(1) 家庭訪問販売
李 :ごめんください。
主婦 :どちら様ですか。
李 :お忙しいところを申し訳ございません。私、○○社の者で、この地域の販売を担当している△△と申します。
主婦 :どんなご用件でしょうか。
李 :実はそちら様ではお車の買い換えのご予定はないかと存じまして、・・・。
主婦 :主人に聞いてみませんと、私にはちょっと・・・。
李 :でしたら、パンフレットだけでもご覧いただけないでしょうか。
・・・(ドアを開ける)・・・
初めまして。私はこのような者です。・・・(名刺を渡す)・・・
こちらがそのパンフレットでございます。あのう、ほんの二、三分でけっこうなんですが、お時間いただけませんか。ただ今、お買い換えになられたお客様には、旧車の買い取りサービスもいたしておりまして、大変お得になっております。
(2) 会社訪問販売
担当者:お待たせしてどうも申し訳ありませんでした。営業二課の佐藤です。早速ですが、今日わざわざお越しくださったのは、どのようなご用件で?
李 :お忙しいところを突然お邪魔いたしまして、申し訳ありませんでした。私、○○社の者で、営業を担当している△△と申します。手短に申し上げますと、この度、弊社が開発いたしました新製品××××につきまして、商品のご案内にお伺いいたしました。こちらはそのパンフレットでございますが、・・・。
担当者:ちょっと拝見します。
李 :この度の新製品は、他者のカラーコピー機と異なりまして、印刷の速度は二倍に向上しておりまして、・・・(商品の説明)・・・
常套表現と解説
・ ○○社の者で、この地域の販売を担当している△△と申します。
○○社の者で、営業を担当している△△と申します。
・ ほんの二、三分でけっこうなんですが、お時間いただけませんか
手短に申し上げますと
外回りのセールスというのは、門前払いされることも多くあろうと思います。こちらから一方的に押し掛けているのですから、どうしたら商品の説明にまでこぎつけられるか、そこにはセールスマンの様々なノウハウが存在することでしょう。
ここでは、その基本である二点だけ取り上げます。第一は相手に不信感を抱かせないように、簡潔に自己紹介をすることで、その際、・のような言い方が多くなされています。次に、あらかじめ短時間で話が終わることをアピールしておくことが肝要で、話を聞いてもらうためのこつです。その際、使われるのが・のような言い方ですが、相手が興味を示すようなら、更に続けて商品の説明や売り込みをしてかまいません。
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(3) 効果的な話の展開法
<ケース1>
李 :ところでご主人はどちらにお勤めですか。
主婦 :主人は○○銀行に勤めております。
李 :ああ、○○銀行さんですか。偶然ですねえ、○○銀行さんは当社の取引銀行なんですよ。
主婦 :え?そうだったんですか。
李 :これも何かのご縁ですねえ。
<ケース2>
李 :つかぬことをお伺いしますが、お宅には息子さんがいらっしゃいますか。
主人 :ええ、どうしておわかりですか。
李 :はい、玄関先に男性用のマウンテンバイクが置いてありましたので、・・・。
主人 :ええ、高校三年になる息子がおります。
李 :そうでしたか。実は私も今大学一年になる息子がおりますが、受験のことでさんざん心配させられましたよ。
主人 :ええ、うちの子はちっとも勉強しないので、手を焼いています。
李 :お互い父親というのは息子のことでは苦労させられますねえ。
常套表現と解説
・ ところでご主人はどちらにお勤めですか
つかぬことをお伺いしますが、・・・か
私事で恐縮ですが、実は私も・・・
・ これも何かのご縁ですねえ
お互い父親というのは息子のことでは苦労させられますねえ
さて、セールスの時、もし相手が興味を示したら、プライベートな話題も取り入れると効果的で、そこから商品の販売に結びつけていくテクニックがあります。参考までに相手の気を引くプライベートな話題の切り出し方を紹介しておきました。突然、個人的な話を切り出すと相手も驚きますから、まず、・のような前置きを置いて話し始め、相手を話題に引き込みます。そのとき、相手の気を引いたり、共感を表したりするのが・のような言い方です。そして、更に相手側のいろいろな情報が聞き出しながら、それをセールスに結びつけていきます。
<ケース1>
李 :ところでご主人はどちらにお勤めですか。
主婦 :主人は○○銀行に勤めております。
李 :ああ、○○銀行さんですか。偶然ですねえ、○○銀行さんは当社の取引銀行なんですよ。
主婦 :え?そうだったんですか。
李 :これも何かのご縁ですねえ。
<ケース2>
李 :つかぬことをお伺いしますが、お宅には息子さんがいらっしゃいますか。
主人 :ええ、どうしておわかりですか。
李 :はい、玄関先に男性用のマウンテンバイクが置いてありましたので、・・・。
主人 :ええ、高校三年になる息子がおります。
李 :そうでしたか。実は私も今大学一年になる息子がおりますが、受験のことでさんざん心配させられましたよ。
主人 :ええ、うちの子はちっとも勉強しないので、手を焼いています。
李 :お互い父親というのは息子のことでは苦労させられますねえ。
常套表現と解説
・ ところでご主人はどちらにお勤めですか
つかぬことをお伺いしますが、・・・か
私事で恐縮ですが、実は私も・・・
・ これも何かのご縁ですねえ
お互い父親というのは息子のことでは苦労させられますねえ
さて、セールスの時、もし相手が興味を示したら、プライベートな話題も取り入れると効果的で、そこから商品の販売に結びつけていくテクニックがあります。参考までに相手の気を引くプライベートな話題の切り出し方を紹介しておきました。突然、個人的な話を切り出すと相手も驚きますから、まず、・のような前置きを置いて話し始め、相手を話題に引き込みます。そのとき、相手の気を引いたり、共感を表したりするのが・のような言い方です。そして、更に相手側のいろいろな情報が聞き出しながら、それをセールスに結びつけていきます。
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2、 商談の進め方
(1)商談の切り出し方
<用件先行型>
李 :では、用件を先に済ませてしまいましょう。
取引先:ええ、そうですね。
李 :早速ですが、当社がご提案した共同企画の件、ご検討いただけましたか。
取引先:ええ、上司とも相談いたしましたが、大変乗り気でありまして、ぜひご一緒にとのことでした。
李 :いやぁ、よかったです。私もほっといたしました。では、今後、双方から案を持ち寄って、具体的なプランの練り合わせをするということにいたしましょうか。
取引先:そうですね。
<結論先行型>
李 :早速ですが、結論から先に申し上げます。実は貴社のご提示された条件を検討させていただいたのですが、二、三の項目につきまして、再検討いただきたい箇所がございまして、・・・。
取引先:と、申しますと。
李 :まず、この項目の・・・・・・の箇所について何ですが、この条件では当社としては、とても採算がとれません。
取引先:では、率直なところをお聞かせいただけませんか。
<繰り返し型>
李 :既にご存じのこととは存じますが、この度当社が開発いたしました××××(商品名)につきまして、ぜひとも、その販売を貴社にお願いできないかと思いまして、・・・。
取引先:こちらこそ、○○社さんとは長いおつきあいでございますので、ぜひそうさせていただけたらと望んでおりました。
李 :ありがとうございます。実は、当社の基本的な考えを文書にしてまいりましたので、ご検討いただけないでしょうか。
取引先:拝見します。 常套表現と解説
・ 用件を先に済ませてしまいましょう
早速ですが、結論から先に申し上げます
既にご存じのこととは存じますが
・ 率直なところをお聞かせいただけませんか
ご検討いただけないでしょうか
双方から案を持ち寄って練り合わせをするということにいたしませんか
お互い忙しいビジネスマンですから、「用件の説明は簡潔に」が第一原則で、「先に用件を終わらせる」が第二原則です。お互いが顔見知りの間であれば社交辞令的な会話は不要で、ずばり、・のように言って本題に入った方がいいでしょう。そして、用件を伝えた後で、自社の希望を伝える時に使われるのが、・のような表現です。ビジネスの世界では回りくどい話はしないで、はっきり希望や条件を提示して商談を進める方がいいでしょう。「時は金なり」、つまり、時間は一分でも無駄にしないことです。
(1)商談の切り出し方
<用件先行型>
李 :では、用件を先に済ませてしまいましょう。
取引先:ええ、そうですね。
李 :早速ですが、当社がご提案した共同企画の件、ご検討いただけましたか。
取引先:ええ、上司とも相談いたしましたが、大変乗り気でありまして、ぜひご一緒にとのことでした。
李 :いやぁ、よかったです。私もほっといたしました。では、今後、双方から案を持ち寄って、具体的なプランの練り合わせをするということにいたしましょうか。
取引先:そうですね。
<結論先行型>
李 :早速ですが、結論から先に申し上げます。実は貴社のご提示された条件を検討させていただいたのですが、二、三の項目につきまして、再検討いただきたい箇所がございまして、・・・。
取引先:と、申しますと。
李 :まず、この項目の・・・・・・の箇所について何ですが、この条件では当社としては、とても採算がとれません。
取引先:では、率直なところをお聞かせいただけませんか。
<繰り返し型>
李 :既にご存じのこととは存じますが、この度当社が開発いたしました××××(商品名)につきまして、ぜひとも、その販売を貴社にお願いできないかと思いまして、・・・。
取引先:こちらこそ、○○社さんとは長いおつきあいでございますので、ぜひそうさせていただけたらと望んでおりました。
李 :ありがとうございます。実は、当社の基本的な考えを文書にしてまいりましたので、ご検討いただけないでしょうか。
取引先:拝見します。 常套表現と解説
・ 用件を先に済ませてしまいましょう
早速ですが、結論から先に申し上げます
既にご存じのこととは存じますが
・ 率直なところをお聞かせいただけませんか
ご検討いただけないでしょうか
双方から案を持ち寄って練り合わせをするということにいたしませんか
お互い忙しいビジネスマンですから、「用件の説明は簡潔に」が第一原則で、「先に用件を終わらせる」が第二原則です。お互いが顔見知りの間であれば社交辞令的な会話は不要で、ずばり、・のように言って本題に入った方がいいでしょう。そして、用件を伝えた後で、自社の希望を伝える時に使われるのが、・のような表現です。ビジネスの世界では回りくどい話はしないで、はっきり希望や条件を提示して商談を進める方がいいでしょう。「時は金なり」、つまり、時間は一分でも無駄にしないことです。
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(2) 説明の仕方
<説明前の言葉>
李 :この契約書につきまして、もしご不明な点がございましたら、遠慮なくご質問ください。
取引先:まだ、ざっと見ただけですから、何とも言えませんが、二、三気にかかる箇所がございます。
李 :どの点でございましょうか。
取引先:例えば、この第二項のこの文案なんですが、・・・。
<図表や数字を使って説明>
取引先:ここがよくわからないのですが、・・・。
李 :はい、この点に関しましては、少しわかりづらいかと思いますので、数字でご説明いたします。・・・(その場で書く、または資料提示)・・・
取引先:なるほど。
李 :ご理解いただけましたでしょうか。
取引先:はい、よくわかりました。
常套表現と解説
・ ~につきまして不明な点がございましたら、遠慮なくご質問ください
~に関しましては少しわかりづらいかと思いますので、数字でご説明いたします。
・ 例えば~の点(・箇所)なんですが、もう少し詳しくご説明いただけませんか
二、三気にかかる点(・箇所)がございます。
問題点をかいつまんで申し上げますと、・・・
・ ご理解いただけましたでしょうか
・~・はこのような内容に関する説明をしたり、説明をしたりするときの常套表現になっていますから、会話例をそのまま覚えて使いましょう。なお、「問題点をかいつまんで申し上げますと」は要点を取り上げる言い方で、ズバリ問題の本質に入っていくときに使います。
<説明前の言葉>
李 :この契約書につきまして、もしご不明な点がございましたら、遠慮なくご質問ください。
取引先:まだ、ざっと見ただけですから、何とも言えませんが、二、三気にかかる箇所がございます。
李 :どの点でございましょうか。
取引先:例えば、この第二項のこの文案なんですが、・・・。
<図表や数字を使って説明>
取引先:ここがよくわからないのですが、・・・。
李 :はい、この点に関しましては、少しわかりづらいかと思いますので、数字でご説明いたします。・・・(その場で書く、または資料提示)・・・
取引先:なるほど。
李 :ご理解いただけましたでしょうか。
取引先:はい、よくわかりました。
常套表現と解説
・ ~につきまして不明な点がございましたら、遠慮なくご質問ください
~に関しましては少しわかりづらいかと思いますので、数字でご説明いたします。
・ 例えば~の点(・箇所)なんですが、もう少し詳しくご説明いただけませんか
二、三気にかかる点(・箇所)がございます。
問題点をかいつまんで申し上げますと、・・・
・ ご理解いただけましたでしょうか
・~・はこのような内容に関する説明をしたり、説明をしたりするときの常套表現になっていますから、会話例をそのまま覚えて使いましょう。なお、「問題点をかいつまんで申し上げますと」は要点を取り上げる言い方で、ズバリ問題の本質に入っていくときに使います。
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(3) 商談の詰め
<通常の場合>
李 :では、このような案でいかがでしょうか。
取引先:ええ、これなら当社としても問題はございませんが、一応、上司と相談の上で正式のお返事をさし上げると言うことで、ご了解いただけませんか。
李 :はい、けっこうです。では、できるだけ早いご返答をお待ちしております。
<決断を迫る>
李 :期日も迫っておりますから、この最終案でお願いできればと思いますが、いかがでしょうか。
取引先:もう、二、三日待っていただけないでしょうか。
李 :いやぁ、それではこちらも上司から叱られますので、できれば一両日中にご返答願いたいんですが、もし、まだ、十分にご理解いただいていない点がございましたら、ご説明いたしますが、・・・。
取引先:わかりました。明日中には必ずお返事いたします。
李 :ありがとうございます。
常套表現と解説
・ このような案でいかがでしょうか
この案でお願いできればと思いますが、いかがでしょうか。
まだ、十分にご理解いただいていない点がございましたら、ご説明いたしますが
では、ここにサインを願えますか
・ できれば、○○日までにご返答願いたいんですが
できれば一両日中にご返答願いたいんですが、
商談は最初は双方の希望を出し合うことから始まりますが、その案ですんなり決まることはまずありません。そこから交渉が始まり、双方が折り合える点がしだいに煮詰まってきます。そして商談は詰めの段階に至り、最終的には契約書へのサインということになります。なお、「まだ、十分にご理解いただいていない点がございましたら、ご説明いたしますが」は結論を引き延ばそうとしている相手に最終決断を迫る言い方になります。その際は、・のように期限を切ってプレッシャーを掛けたりします。
<通常の場合>
李 :では、このような案でいかがでしょうか。
取引先:ええ、これなら当社としても問題はございませんが、一応、上司と相談の上で正式のお返事をさし上げると言うことで、ご了解いただけませんか。
李 :はい、けっこうです。では、できるだけ早いご返答をお待ちしております。
<決断を迫る>
李 :期日も迫っておりますから、この最終案でお願いできればと思いますが、いかがでしょうか。
取引先:もう、二、三日待っていただけないでしょうか。
李 :いやぁ、それではこちらも上司から叱られますので、できれば一両日中にご返答願いたいんですが、もし、まだ、十分にご理解いただいていない点がございましたら、ご説明いたしますが、・・・。
取引先:わかりました。明日中には必ずお返事いたします。
李 :ありがとうございます。
常套表現と解説
・ このような案でいかがでしょうか
この案でお願いできればと思いますが、いかがでしょうか。
まだ、十分にご理解いただいていない点がございましたら、ご説明いたしますが
では、ここにサインを願えますか
・ できれば、○○日までにご返答願いたいんですが
できれば一両日中にご返答願いたいんですが、
商談は最初は双方の希望を出し合うことから始まりますが、その案ですんなり決まることはまずありません。そこから交渉が始まり、双方が折り合える点がしだいに煮詰まってきます。そして商談は詰めの段階に至り、最終的には契約書へのサインということになります。なお、「まだ、十分にご理解いただいていない点がございましたら、ご説明いたしますが」は結論を引き延ばそうとしている相手に最終決断を迫る言い方になります。その際は、・のように期限を切ってプレッシャーを掛けたりします。
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第10章 商談での断り方
ここでは主に商談の最終段階である金額提示の場面を取り上げました。受けるときは「けっこうです」でいいのですが、断るのは難しいものですし、様々なニュアンスの断り方が存在します。また、取引先からの贈り物や接待に対して、ビジネスマンはどう対応すればいいか、この章を参照してください。
1、 商談
(1) はっきり断る
<無理な要求を拒絶する>
取引先:この線でお願いしたいのですが、・・・。
李 :申し訳ございませんが、ご希望には添いかねます。
取引先:そこを、ぜひ何とかお願いします。
李 :残念ですが、この線は当社としてもお譲りするわけにはまいりません。
<再度の譲歩を迫る>
取引先:このくらいでいかがでしょうか。
李 :ご無理をおっしゃらないでください。これではとても話になりません。
取引先:私どもといたしましても、最大限の譲歩をいたしたつもりですが、・・・。
李 :しかしながら、これではお受けいたしかねます。再検討願えませんか。
<限定して断る>
取引先:いかがでしょう。この案では?
李 :申し訳ございませんが、この条件では当社としてはお受けできないので、今回は見送りということにさせてください。
取引先:そうですか。残念です。
李 :また、次の機会にと。
常套表現と解説
・ このくらいでいかがでしょうか
この線でお願いしたいのですが
このくらいで折り合えないでしょうか
これで何とかお願いしたいのですが
・ ご希望には添いかねます
ご無理をおっしゃらないでください
これではとても話になりません
これではお受けいたしかねます
今回の件に関しては見送らせてください
今回は見送りということにさせてください
・は商談の場での金額提示に使われる常套表現です。さて断り方ですが、・は曖昧さを残さないはっきりした断り方で、強く相手に譲歩を迫るときに使われます。ただし、商談決裂という事態も覚悟した言い方ですから、いつどのように使うかは慎重に検討した上で使った方がいいでしょう。
なお、「今回は~」や「今回の件に関しては~」は次回に含みを残した断り方で、この中では比較的柔らかい断り方になるでしょう。
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(2) 保留、または婉曲に断る
<保留、または婉曲な断り>
取引先:このくらいで、お互い折り合えませんでしょうか。
李 :この額では、ちょっと・・・。当方の事情もお察しください。
取引先:そうですか。でも、もう少し勉強していただくわけにはまいりませんか。
李 :私個人の一存では、何ともなりませんので、上の者と相談して再度お返事するということでよろしいでしょうか。
取引先:はい、けっこうです。いいお返事をお待ちしております。
<保留、または婉曲な断り>
取引先:これで何とかお願いしたいのですが、いかがでしょうか。
李 :ええ、でも、・・・。
取引先:ご無理は承知の上で、そこをなんとかお願いできないでしょうか。
李 :困りましたねえ。少し考えさせてください。
<結論を先延ばしする>
取引先:こちらといたしましても、ぎりぎり勉強させていただきました。これでぜひお願いしたいのですが、・・・。
李 :ええ、その点は私もよく承知しておりますが、もう少しお時間をいただけないでしょうか。
取引先:私も上司に急かされておりまして、できれば、近日中にお返事をいただきたいのですが。
李 :でも、私どもも検討してみますので、また次回にということで。
常套表現と解説
・ そこを何とかお願いできないでしょうか
無理を承知の上で、そこを何とかお願いいたします
当方の事情もお察しください
・ 私個人の一存では何ともなりませんので
上司と相談してからでないと
・ 少し考えさせてください
検討してみますが、・・・
・ もう少しお時間をいただけないでしょうか
また次回にということで
・は相手に再考慮を頼む言い方です。特に「無理を承知の上で」や「そこを何とか」はこうしたときの常套表現です。
さて、ここで取り上げたのは日本的な婉曲な断り方ですが、・は会社における自分の立場を訴え、自分の一存ではないことを伝える表現で、相手に諦めて欲しいときに使われています。また、この表現を使えば相手から恨まれなくてすみますから、ビジネスマンにはぜひ覚えて欲しい断り方です。・は言葉どおりに受け取れば「再検討」ですが、実際はよくて保留、あるいは面と向かって断ることがはばかられるときに使われる婉曲な断りとして使われることが多く、日本人の代表的な曖昧語の一つです。なお、・は即答を避けて、結論を先延ばしするときに使われます。
<保留、または婉曲な断り>
取引先:このくらいで、お互い折り合えませんでしょうか。
李 :この額では、ちょっと・・・。当方の事情もお察しください。
取引先:そうですか。でも、もう少し勉強していただくわけにはまいりませんか。
李 :私個人の一存では、何ともなりませんので、上の者と相談して再度お返事するということでよろしいでしょうか。
取引先:はい、けっこうです。いいお返事をお待ちしております。
<保留、または婉曲な断り>
取引先:これで何とかお願いしたいのですが、いかがでしょうか。
李 :ええ、でも、・・・。
取引先:ご無理は承知の上で、そこをなんとかお願いできないでしょうか。
李 :困りましたねえ。少し考えさせてください。
<結論を先延ばしする>
取引先:こちらといたしましても、ぎりぎり勉強させていただきました。これでぜひお願いしたいのですが、・・・。
李 :ええ、その点は私もよく承知しておりますが、もう少しお時間をいただけないでしょうか。
取引先:私も上司に急かされておりまして、できれば、近日中にお返事をいただきたいのですが。
李 :でも、私どもも検討してみますので、また次回にということで。
常套表現と解説
・ そこを何とかお願いできないでしょうか
無理を承知の上で、そこを何とかお願いいたします
当方の事情もお察しください
・ 私個人の一存では何ともなりませんので
上司と相談してからでないと
・ 少し考えさせてください
検討してみますが、・・・
・ もう少しお時間をいただけないでしょうか
また次回にということで
・は相手に再考慮を頼む言い方です。特に「無理を承知の上で」や「そこを何とか」はこうしたときの常套表現です。
さて、ここで取り上げたのは日本的な婉曲な断り方ですが、・は会社における自分の立場を訴え、自分の一存ではないことを伝える表現で、相手に諦めて欲しいときに使われています。また、この表現を使えば相手から恨まれなくてすみますから、ビジネスマンにはぜひ覚えて欲しい断り方です。・は言葉どおりに受け取れば「再検討」ですが、実際はよくて保留、あるいは面と向かって断ることがはばかられるときに使われる婉曲な断りとして使われることが多く、日本人の代表的な曖昧語の一つです。なお、・は即答を避けて、結論を先延ばしするときに使われます。
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(3) 商談決裂時の別れ際の言葉
<一般的な別れ際の言葉>
李 :これに懲りずに、今後ともよろしくお願いいたします。
取引先:ええ、またのご縁があろうかと思いますので、その節はよろしくお願いいたします。
李 :いいえ、こちらこそ。これをご縁に弊社をお引き立てください。
<同情型の別れ際の言葉>
李 :今回はこういう結果になりましたが、私の立場もご理解ください。
取引先:ええ、私も十分その点は承知しております。今回のことはともかくとして、次の機会にはぜひ、・・・。
李 :こちらこそ、そう願えれば。
取引先:ほんとうに、私もご無理を申し上げまして。
李 :いいえ、お互い一サラリーマンの身の上ですから、・・・。
常套表現と解説
・ 今回につきましては、ご無理を申し上げて、誠に申し訳ございませんでした
今回はこういう結果になりましたが、私の立場もご理解ください
これに懲りずに今後ともよろしくお願いいたします
・ 今回のことはともかく、次の機会にはぜひ、・・・
またのご縁があろうかと思いますので、その節はよろしくお願いいたします
商談がまとまらなかったときでも「またのご縁があろうかと思いますので、その節はよろしくお願いいたします」と一言添えていれば、取引先との関係は継続します。これはビジネスマンの心得でしょう。
なお、取引相手がよく知っている人の場合、プライベートな感情も少し加えて(2)のように言えば、お互いに親密な関係が維持し続けられるでしょう。
<一般的な別れ際の言葉>
李 :これに懲りずに、今後ともよろしくお願いいたします。
取引先:ええ、またのご縁があろうかと思いますので、その節はよろしくお願いいたします。
李 :いいえ、こちらこそ。これをご縁に弊社をお引き立てください。
<同情型の別れ際の言葉>
李 :今回はこういう結果になりましたが、私の立場もご理解ください。
取引先:ええ、私も十分その点は承知しております。今回のことはともかくとして、次の機会にはぜひ、・・・。
李 :こちらこそ、そう願えれば。
取引先:ほんとうに、私もご無理を申し上げまして。
李 :いいえ、お互い一サラリーマンの身の上ですから、・・・。
常套表現と解説
・ 今回につきましては、ご無理を申し上げて、誠に申し訳ございませんでした
今回はこういう結果になりましたが、私の立場もご理解ください
これに懲りずに今後ともよろしくお願いいたします
・ 今回のことはともかく、次の機会にはぜひ、・・・
またのご縁があろうかと思いますので、その節はよろしくお願いいたします
商談がまとまらなかったときでも「またのご縁があろうかと思いますので、その節はよろしくお願いいたします」と一言添えていれば、取引先との関係は継続します。これはビジネスマンの心得でしょう。
なお、取引相手がよく知っている人の場合、プライベートな感情も少し加えて(2)のように言えば、お互いに親密な関係が維持し続けられるでしょう。
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2、 贈り物
(1) 会社の規則を理由に断る
取引先:今回はほんとうに李さんにはお世話になりました。これ、当社からの心ばかりのものですが、・・・。
李 :このようなお気遣いは困ります。
取引先:そんなことをおっしゃらないで、どうぞお受け取りください。
李 :申し訳ございませんが、会社の規則で受け取れないことになっておりますので。
取引先:そんなお堅いことをおっしゃらないで。
李 :いえ、やはりいただくわけにはまいりません。
(2) 丁重に断る
取引先:今回、無事に契約が終了いたしましたのも、李さんのおかげです。これ、私からのほんの気持ちです。
李 :いや、それは困ります。
取引先:大したものではございませんから、ぜひご家族で召し上がってください。
李 :いえ、やはりいただくわけにはまいりません。お気持ちだけちょうだいいたします。
常套表現と解説
・ これ、心ばかりのものですが
これ、ほんの気持ちですが
・ このようなお気遣いは困ります
会社の規則で受け取れないことになっておりますので
お気持ちだけちょうだいいたします
立場上、いただくわけにはまいりません
「賄賂」と誤解されたりすることもありますから、基本的にはこうした贈り物は受け取らない方がいいですね。ただし、日本にはお中元やお歳暮という贈り物の習慣がありますから、これは受け取らないというわけにはいきません。
(1) 会社の規則を理由に断る
取引先:今回はほんとうに李さんにはお世話になりました。これ、当社からの心ばかりのものですが、・・・。
李 :このようなお気遣いは困ります。
取引先:そんなことをおっしゃらないで、どうぞお受け取りください。
李 :申し訳ございませんが、会社の規則で受け取れないことになっておりますので。
取引先:そんなお堅いことをおっしゃらないで。
李 :いえ、やはりいただくわけにはまいりません。
(2) 丁重に断る
取引先:今回、無事に契約が終了いたしましたのも、李さんのおかげです。これ、私からのほんの気持ちです。
李 :いや、それは困ります。
取引先:大したものではございませんから、ぜひご家族で召し上がってください。
李 :いえ、やはりいただくわけにはまいりません。お気持ちだけちょうだいいたします。
常套表現と解説
・ これ、心ばかりのものですが
これ、ほんの気持ちですが
・ このようなお気遣いは困ります
会社の規則で受け取れないことになっておりますので
お気持ちだけちょうだいいたします
立場上、いただくわけにはまいりません
「賄賂」と誤解されたりすることもありますから、基本的にはこうした贈り物は受け取らない方がいいですね。ただし、日本にはお中元やお歳暮という贈り物の習慣がありますから、これは受け取らないというわけにはいきません。
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3、 接待
(1) 親睦型の接待の受け方・断り方
<受ける>
取引先:いかがでしょう。お近づきの印に、今夜おつきあい願えませんか。
李 :そうですね。私も今日はこれで仕事もありませんし、喜んでご一緒させていただきます。
取引先:では、○○時に一回ロビーでお待ちしておりますので。
李 :はい。ではその時。
<断る>
取引先:いかがでしょう。お近づきの印に、今夜おつきあい願えませんか。
李 :せっかくですが、今日はこの後、他の得意先回りが残っておりますので。
取引先:そうですか。残念ですねえ。
李 :またの機会に、ぜひ。
(2) 商談型の接待の受け方・断り方
<受ける>
取引先:いかがでしょう。場所を変えて、この話の続きをするということにいたしませんか。会社では、どうしても本音のところが話せませんから。
李 :ええ、それもいいですね。では、
取引先:では、早速、でかけましょう。近くになじみの店がありますので。
李 :ええ、お供させていただきます。ちょっとすみませんが、会社の方に電話を掛けてまいります。
<断る>
取引先:いかがでしょう。場所を変えて、率直なところを話し合いませんか。
李 :ええ、しかし、私は一営業担当に過ぎませんし、それに、不調法ながら私はお酒が飲めませんので。
取引先:そうですか。それでは無理にとは申せませんね。
李 :申し訳ございません。
常套表現と解説
・ 喜んで、ご一緒させていただきます
お供させていただきます
・ せっかくですが、まだ仕事が残っておりますので
せっかくですが、得意先回りが残っておりますので
あいにく、今日は息子の誕生日でして
ぜひお供させていただきたいのですが、あいにく今日は~ので
不調法ながら、私はお酒が飲めませんので
日本人が「おつきあい願えませんか」とか「場所を変えて」という場合、ほとんどの場合、酒の席です。これ以外にも接待ゴルフ、接待麻雀などがありますが、ここでは取り上げていません。ただ、ビジネス上の接待の受け方や断り方には決まった言い方がありますから、覚えておきましょう。
さて取引先から接待を受けたとき、ビジネスといえども人間関係が基本ですから、よほどの理由がない限り断らない方がいいでしょう。ただし、忘れてはならないのは、接待を受けたら必ず接待して返すことで、常に五分五分の関係を維持しておかなければなりません。でないと対等な交渉が成立しなくなる恐れがあります。これはビジネスマンが常に心がけておくことでしょう。
断りには仕事を口実にするのが一番ですが、それでも強く誘われたら、「不調法ながら私はお酒が飲めませんので」とか、「あいにく、今日は息子の誕生日でして」のように家庭の事情を話せば、たぶん相手はそれ以上言わないでしょう。
(1) 親睦型の接待の受け方・断り方
<受ける>
取引先:いかがでしょう。お近づきの印に、今夜おつきあい願えませんか。
李 :そうですね。私も今日はこれで仕事もありませんし、喜んでご一緒させていただきます。
取引先:では、○○時に一回ロビーでお待ちしておりますので。
李 :はい。ではその時。
<断る>
取引先:いかがでしょう。お近づきの印に、今夜おつきあい願えませんか。
李 :せっかくですが、今日はこの後、他の得意先回りが残っておりますので。
取引先:そうですか。残念ですねえ。
李 :またの機会に、ぜひ。
(2) 商談型の接待の受け方・断り方
<受ける>
取引先:いかがでしょう。場所を変えて、この話の続きをするということにいたしませんか。会社では、どうしても本音のところが話せませんから。
李 :ええ、それもいいですね。では、
取引先:では、早速、でかけましょう。近くになじみの店がありますので。
李 :ええ、お供させていただきます。ちょっとすみませんが、会社の方に電話を掛けてまいります。
<断る>
取引先:いかがでしょう。場所を変えて、率直なところを話し合いませんか。
李 :ええ、しかし、私は一営業担当に過ぎませんし、それに、不調法ながら私はお酒が飲めませんので。
取引先:そうですか。それでは無理にとは申せませんね。
李 :申し訳ございません。
常套表現と解説
・ 喜んで、ご一緒させていただきます
お供させていただきます
・ せっかくですが、まだ仕事が残っておりますので
せっかくですが、得意先回りが残っておりますので
あいにく、今日は息子の誕生日でして
ぜひお供させていただきたいのですが、あいにく今日は~ので
不調法ながら、私はお酒が飲めませんので
日本人が「おつきあい願えませんか」とか「場所を変えて」という場合、ほとんどの場合、酒の席です。これ以外にも接待ゴルフ、接待麻雀などがありますが、ここでは取り上げていません。ただ、ビジネス上の接待の受け方や断り方には決まった言い方がありますから、覚えておきましょう。
さて取引先から接待を受けたとき、ビジネスといえども人間関係が基本ですから、よほどの理由がない限り断らない方がいいでしょう。ただし、忘れてはならないのは、接待を受けたら必ず接待して返すことで、常に五分五分の関係を維持しておかなければなりません。でないと対等な交渉が成立しなくなる恐れがあります。これはビジネスマンが常に心がけておくことでしょう。
断りには仕事を口実にするのが一番ですが、それでも強く誘われたら、「不調法ながら私はお酒が飲めませんので」とか、「あいにく、今日は息子の誕生日でして」のように家庭の事情を話せば、たぶん相手はそれ以上言わないでしょう。
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第11章 催促と抗議
ここで取り上げるたのは、部下や同僚へ作業や決定を急がせるときの言い方、取引先への催促の仕方です。この種の言い方は一歩誤ると、相手側との人間関係を壊してしまう恐れを常にはらんでいます。しかし、催促の仕方には日本的なノウハウがありますので、この章でそれを学んでください。
1、 会社内での催促
(1) 部下への催促
<部下に作業を急がせる>
課長・:急がせて悪いんだけど、もうコピーは終わった?
李 :すみません。もうすぐ終わります。
課長・:じゃ、できるだけ急いでね。会議に間に合わせなければならないから。
李 :はい、かしこまりました。
課長・:じゃ、がんばってね。
<部下に連絡を急がせる>
課長・:A君からはまだ何の連絡も入っていない?
李 :ええ、まだ、何も。
課長・:そう。じゃ、悪いけど、私が電話を待っていると、彼に電話を入れておいてもらえない?
李 :はい、すぐ入れておきます。
<作業の進行を確認>
課長・:企画案の件だけど、どうなってる?
李 :はい、大筋は固まったのですが、もう少し細部について検討しなければならないことが残っています。
課長・:そう。じゃ、概略だけでもいいから、提出してくれない?
李 :はい、かしこまりました。
<作業の現場を見回りして>
課長・:ご苦労様。会場の準備は順調に進んでいる?
李 :はい、ほとんど終わりました。
課長・:そう。じゃ、よろしく頼むよ。
李 :はい、かしこまりました。
常套表現と解説
・ 急がせて悪いんだけど
・ ○○の件だけど、どうなっている?
○○の件だけど、進行の方はどうですか
ご苦労様。○○は順調に進んでいる?
部下に対する催促といっても、「早くしろ」「まだできていないのか」などといった言い方をすると、部下との信頼関係が崩れてしまします。そこで、・のような前置きを置いてから、励ますように催促するというのが上司の心得でしょう。
・は仕事の進行を確認しながら、作業の進行を急がせるときの言い方ですが、その時も「ご苦労様」とか「がんばっているね」とか「忙しそうだね。がんばれよ」とか、部下をねぎらう言葉を忘れないようにしましょう。上司のこんな何気ない一言が、部下にはうれしく、また励みになるものです。
(2) 上司への催促
<会社決定を急がせる>
李 :課長、A社との契約の件ですが、もう会社の裁定は下りましたでしょうか。
課長・:それが、まだなんだ。僕も早く結論を出して欲しいと言ってるんだけど。
李 :先方からは矢のような催促が来ているんですが、・・・。
課長・:わかった。もう一度、部長に事情を話してみる。
李 :よろしくお願いいたします。
<期限を切って催促する>
李 :課長、先日のお渡しした企画案に目を通していただけたでしょうか。
課長・:ごめんなさい。まだなの。
李 :ご無理を言って申し訳ありませんが、明日、企画チームの会議がありますので、今日中にお願いできないでしょうか。
課長・:わかりました。
李 :では、よろしくお願いいたします。
常套表現と解説
・ 課長、○○の件ですが、もう会社の裁定は下りましたでしょうか
課長、先日のお渡しした○○(企画案・報告書…)に目を通していただけたでしょうか
・ ご無理を言って申し訳ありませんが、○○日までにお願いできないでしょうか
上司に対する催促ですから、内容は催促でも言葉はあくまでも依頼口調で敬語を正しく使って話しましょう。また、その際、急がなければならない事情を上司に正確に伝えることが大切です。
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2、 取引先への催促
(1) 打ち合わせ内容の進行の催促
李 :先日お願いしました○○の件ですが、そのどうなっておりますでしょうか。
取引先:ええ、今、上司とも検討中ですが、一両日中にはいいお返事がさし上げられるのではないかと思っております。
李 :ありがとうございます。では、お返事をお待ちしております。
(2) 返事の催促
李 :あのう、催促がましくて誠に恐縮なのですが、○○の件、確か今週中にお返事いただけるとのことだったと思いますが、・・・。
取引先:あっ、連絡が遅れまして、申し訳ございません。
李 :いいえ、あのう、それでどのような結論になりましたでしょうか。
取引先:それが、まだ検討中でございまして、・・・。
李 :そうですか。それで、目途としてはいつごろになるでしょうか。
取引先:もう、二、三日お待ちいただけませんか。
李 :では、そのころもう一度お電話さし上げますので、よろしくご検討をお願いいたします。
(3) 支払いの催促
李 :昨日がご入金いただくお約束の日だったと思いますが、何か手違いでもございましたでしょうか。
取引先:申し訳ありません。近日中にはなんとかいたしますので・・・。
李 :誠に申し上げにくいことなのですが、上司は入金がこれ以上遅れるような会社には、もう納品しないと申しておりまして、担当者として私も困っております。
取引先:申し訳ございません。今日中に振り込ませていただきますので、その旨お伝えください。
李 :では、よろしくお願いいたします。
(4) 支払い督促状の例
現在○○○○のお支払いが弊社にて確認できておりません。お支払いがお済でないお客様は、早急にお支払いをお願い致します。
また、お支払いの方法は、コンビニ、郵便、および銀行振込の払込取扱票をお持ちの方は用紙の支払期限が過ぎていても今回はお支払いができます。払込取扱票がお手元にないお客様は、下記口座にお振込をお願い致します。
なお、この、料金確認メールが届く前にお支払済みの場合はご容赦くださいますようお願い申し上げます。
常套表現と解説
・ 催促がましくて、誠に恐縮なのですが
大変申し上げにくいことなのですが
・ 先日お願いしました○○の件ですが、そのどうなっておりますでしょうか
○○の件、確か今週中にお返事いただけるとのことだったと思いますが、・・・
○○日がご入金いただくお約束の日だったと思いますが、何か手違いでもございましたでしょうか。
・ よろしくお願いいたします
お返事をお待ちしております
よろしくご検討をお願いいたします
いくら催促とは言え、相手を攻めるような言い方をしたのでは取引先との関係が壊れてしまいます。最後まで丁寧で丁重な依頼調ではなしを勧めましょう。
そこで、前置きによく使われるのが、・のような丁重な前置き表現です。「催促がましくて、誠に恐縮なのですが」といっても内容が催促であることに変わりはありませんが、遠慮がちに用件に入っていくテクニックとして覚えておいてください。また、ここは「年度末に入金いただくとのお約束だったと思いますが、何か手違いでもございましたでしょうか」のように婉曲に内容に切り出している点に注目してください。この「何か手違いでも?」は応用度の高い言い回して、相手に非があってもそれを責めないで、相手を配慮し、相手側の事情を最初に尋ねる表現になります。その方が相手の胸にはずしんと来るのです。つまり、直接的な表現を避けて婉曲な表現をした方が、日本語らしくなりますし、また、ビジネス世界では適切です。
なお、話の終わりには必ず「よろしくお願いします」など、・のような依頼の言葉を付け加えることをお忘れなく。
(1) 打ち合わせ内容の進行の催促
李 :先日お願いしました○○の件ですが、そのどうなっておりますでしょうか。
取引先:ええ、今、上司とも検討中ですが、一両日中にはいいお返事がさし上げられるのではないかと思っております。
李 :ありがとうございます。では、お返事をお待ちしております。
(2) 返事の催促
李 :あのう、催促がましくて誠に恐縮なのですが、○○の件、確か今週中にお返事いただけるとのことだったと思いますが、・・・。
取引先:あっ、連絡が遅れまして、申し訳ございません。
李 :いいえ、あのう、それでどのような結論になりましたでしょうか。
取引先:それが、まだ検討中でございまして、・・・。
李 :そうですか。それで、目途としてはいつごろになるでしょうか。
取引先:もう、二、三日お待ちいただけませんか。
李 :では、そのころもう一度お電話さし上げますので、よろしくご検討をお願いいたします。
(3) 支払いの催促
李 :昨日がご入金いただくお約束の日だったと思いますが、何か手違いでもございましたでしょうか。
取引先:申し訳ありません。近日中にはなんとかいたしますので・・・。
李 :誠に申し上げにくいことなのですが、上司は入金がこれ以上遅れるような会社には、もう納品しないと申しておりまして、担当者として私も困っております。
取引先:申し訳ございません。今日中に振り込ませていただきますので、その旨お伝えください。
李 :では、よろしくお願いいたします。
(4) 支払い督促状の例
現在○○○○のお支払いが弊社にて確認できておりません。お支払いがお済でないお客様は、早急にお支払いをお願い致します。
また、お支払いの方法は、コンビニ、郵便、および銀行振込の払込取扱票をお持ちの方は用紙の支払期限が過ぎていても今回はお支払いができます。払込取扱票がお手元にないお客様は、下記口座にお振込をお願い致します。
なお、この、料金確認メールが届く前にお支払済みの場合はご容赦くださいますようお願い申し上げます。
常套表現と解説
・ 催促がましくて、誠に恐縮なのですが
大変申し上げにくいことなのですが
・ 先日お願いしました○○の件ですが、そのどうなっておりますでしょうか
○○の件、確か今週中にお返事いただけるとのことだったと思いますが、・・・
○○日がご入金いただくお約束の日だったと思いますが、何か手違いでもございましたでしょうか。
・ よろしくお願いいたします
お返事をお待ちしております
よろしくご検討をお願いいたします
いくら催促とは言え、相手を攻めるような言い方をしたのでは取引先との関係が壊れてしまいます。最後まで丁寧で丁重な依頼調ではなしを勧めましょう。
そこで、前置きによく使われるのが、・のような丁重な前置き表現です。「催促がましくて、誠に恐縮なのですが」といっても内容が催促であることに変わりはありませんが、遠慮がちに用件に入っていくテクニックとして覚えておいてください。また、ここは「年度末に入金いただくとのお約束だったと思いますが、何か手違いでもございましたでしょうか」のように婉曲に内容に切り出している点に注目してください。この「何か手違いでも?」は応用度の高い言い回して、相手に非があってもそれを責めないで、相手を配慮し、相手側の事情を最初に尋ねる表現になります。その方が相手の胸にはずしんと来るのです。つまり、直接的な表現を避けて婉曲な表現をした方が、日本語らしくなりますし、また、ビジネス世界では適切です。
なお、話の終わりには必ず「よろしくお願いします」など、・のような依頼の言葉を付け加えることをお忘れなく。
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3、 取引先への抗議の仕方
(1)納品日・支払い日の延期を求める
<納品日の延期を求める>
李 :あのう、誠にご無理なお願いで恐縮なのですが、・・・。
取引先:何でしょうか。
李 :実は××××(商品名)の納期の件ですが、この度の△△の地震の影響で、工場からの出荷が軒並み遅れておりまして、それで、どうしてもお約束の日に納品するのが無理になりまして、・・・。
取引先:困りましたねえ。しかし、△△の地震の被害については私どもも承知しておりますし、いたしかたないこと思います。わかりました。その旨、上司の方に伝えておきます。
李 :ご迷惑をおかけいたしまして、どうも申し訳ございません。今後ともどうかよろしくお取り引き願います。
<支払い日の延長を求める>
李 :今日は折り入ってお願いしたいことがありまして、伺いました。
取引先:何でしょうか。
李 :実は貴社へのお支払いの件なのですが、今しばらくご猶予いただけないかと思いまして・・・。
取引先:うーん、困りましたねえ。入金の期限は守っていただかないと・・・。
李 :ご無理は承知の上で、そこを何とかお願いできないものでしょうか。
取引先:そう言われても私の一存では・・・。
李 :この通りです。・・・(頭を下げる)・・・
取引先:そちら様とは長いおつきあいでございますから、上司とも相談してみますが、それで、いつまでにお支払いいただけるのでしょうか。
李 :今月中には必ず入金いたしますので。
取引先:わかりました。上司とも相談の上、折り返しお電話差し上げます。
李 :なにとぞよろしくお願いいたします。
常套表現と解説
・ 誠にご無理なお願いで恐縮なのですが、・・・
折り入ってお願いしたいことがありまして、・・・
・ お支払いの件ですが、今しばらくご猶予いただけないかと思いまして・・・
××××(商品名)の納期の件ですが、○○日まで延ばしていただけないかと思いまして、・・・
・ ご迷惑をおかけいたしまして、どうも申し訳ございません。
今後ともどうかよろしくお取り引き願います。
なにとぞよろしくお願いいたします
ビジネスの世界で・のような前置きが使われたとしたら、十中八九、何らかの事情で納品や支払いなど、契約関係のことで問題が生じたことを表しています。
さて、納品や支払いの遅れを詫び、延期を求める側はあくまで低姿勢で話を進めなければなりません。依頼には「~てくださいませんか/~ていただけませんか」などの丁寧な依頼言葉もありますが、それでもまだ、要請・要求の響きが残りますから、このような場合は不適切です。そこで使われるのが、「~ていただけないかと思いまして」という言い回しで、ビジネスマンとしてぜひ使いこなせるようになって欲しい依頼表現です。
逆に、延期を求められる側は、すぐに「契約不履行」などと言って事を荒立てず、応えにくいことはその場では保留し、あるいは「そちら様とは長いおつきあいでございますから」のようにできるだけ協力したいと言うことを話すのがビジネスマンの知恵です。仮に断らなければならないときも、「誠に申し上げにくいことなのですが、上司は入金がこれ以上遅れるような会社には、もう納品しないと申しておりまして」のように上司からの伝言の形で伝えるのが一番よく、その方が印象が和らぐ効果がありますます。何より、あなたが会社の一担当社員の場合、冷たい断り方をして相手の恨みを買うのは得策ではありません。つまり、ビジネスでは最後まで断定的な言い方は避けた方がいいのです。
(1)納品日・支払い日の延期を求める
<納品日の延期を求める>
李 :あのう、誠にご無理なお願いで恐縮なのですが、・・・。
取引先:何でしょうか。
李 :実は××××(商品名)の納期の件ですが、この度の△△の地震の影響で、工場からの出荷が軒並み遅れておりまして、それで、どうしてもお約束の日に納品するのが無理になりまして、・・・。
取引先:困りましたねえ。しかし、△△の地震の被害については私どもも承知しておりますし、いたしかたないこと思います。わかりました。その旨、上司の方に伝えておきます。
李 :ご迷惑をおかけいたしまして、どうも申し訳ございません。今後ともどうかよろしくお取り引き願います。
<支払い日の延長を求める>
李 :今日は折り入ってお願いしたいことがありまして、伺いました。
取引先:何でしょうか。
李 :実は貴社へのお支払いの件なのですが、今しばらくご猶予いただけないかと思いまして・・・。
取引先:うーん、困りましたねえ。入金の期限は守っていただかないと・・・。
李 :ご無理は承知の上で、そこを何とかお願いできないものでしょうか。
取引先:そう言われても私の一存では・・・。
李 :この通りです。・・・(頭を下げる)・・・
取引先:そちら様とは長いおつきあいでございますから、上司とも相談してみますが、それで、いつまでにお支払いいただけるのでしょうか。
李 :今月中には必ず入金いたしますので。
取引先:わかりました。上司とも相談の上、折り返しお電話差し上げます。
李 :なにとぞよろしくお願いいたします。
常套表現と解説
・ 誠にご無理なお願いで恐縮なのですが、・・・
折り入ってお願いしたいことがありまして、・・・
・ お支払いの件ですが、今しばらくご猶予いただけないかと思いまして・・・
××××(商品名)の納期の件ですが、○○日まで延ばしていただけないかと思いまして、・・・
・ ご迷惑をおかけいたしまして、どうも申し訳ございません。
今後ともどうかよろしくお取り引き願います。
なにとぞよろしくお願いいたします
ビジネスの世界で・のような前置きが使われたとしたら、十中八九、何らかの事情で納品や支払いなど、契約関係のことで問題が生じたことを表しています。
さて、納品や支払いの遅れを詫び、延期を求める側はあくまで低姿勢で話を進めなければなりません。依頼には「~てくださいませんか/~ていただけませんか」などの丁寧な依頼言葉もありますが、それでもまだ、要請・要求の響きが残りますから、このような場合は不適切です。そこで使われるのが、「~ていただけないかと思いまして」という言い回しで、ビジネスマンとしてぜひ使いこなせるようになって欲しい依頼表現です。
逆に、延期を求められる側は、すぐに「契約不履行」などと言って事を荒立てず、応えにくいことはその場では保留し、あるいは「そちら様とは長いおつきあいでございますから」のようにできるだけ協力したいと言うことを話すのがビジネスマンの知恵です。仮に断らなければならないときも、「誠に申し上げにくいことなのですが、上司は入金がこれ以上遅れるような会社には、もう納品しないと申しておりまして」のように上司からの伝言の形で伝えるのが一番よく、その方が印象が和らぐ効果がありますます。何より、あなたが会社の一担当社員の場合、冷たい断り方をして相手の恨みを買うのは得策ではありません。つまり、ビジネスでは最後まで断定的な言い方は避けた方がいいのです。
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(2)契約不履行を抗議する
<納品の遅れを抗議する>
李 :今日が商品の納入のお約束の日だったはずですが、いったいどういうことなのでしょうか。
取引先:もう二、三日お待ちいただけませんか。
李 :それはあまりに一方的すぎます。こちらは予約のお客様から、「どうなっているのか」と強い催促を受けて、ほとほと困っております。これは当社の信用問題に関わります。
取引先:申し訳ございません。担当者とも相談の上、至急納品できるようにいたしますので。
李 :いつまでならできるのですか。
取引先:明日中には必ず。
李 :わかりました。必ずお約束をお守りください。さもないと、貴社とのお取り引きは今後できないことになりますので。
<支払いの遅れを抗議する>
取引先:あのう、お支払いの件ですが、もうしばらくご猶予いただくわけにはいかないでしょうか。
李 :ご無理はおっしゃらないでください。こちらは今月中にお支払いいただけるというお約束でしたから、一ヶ月お待ちしたのです。上司にこの話を持っていった私の身にもなってくださいよ。
取引先:ご無理なお願いであることは重々承知なのですが、もう一度だけご猶予いただけませんか。
李 :これ以上はもう私の力ではどうにもなりません。もし、お支払いいただけないのであれば、こちらといたしましては法的処置も考えざるを得ません。
常套表現と解説
・ お支払い(納品・お約束…)今日のはずですが、いったいどういうことなのでしょうか
再三の申し入れにも関わらず、お聞き届けいただけないのはどういうわけでしょうか
・ ご無理はおっしゃらないでください
それはあまりに一方的すぎます
私の身にもなってください
当社もほとほと困っております
当社の信用問題に関わります
・ 貴社とのお取り引きは、今後できないことになりますので
こちらといたしましては法的処置も考えざるを得ません
ビジネスの世界では契約をめぐるトラブルは付きものですが、相手に全く誠意が見られないときは抗議に移ることになります。そのときの最初の抗議の切り出しに使われるのが・のような表現です。もし、相手側が契約の履行の遅れについて様々な口実をつけた場合は、断固とした態度をとることが必要でしょう。・はそんなときの比較的ソフトな言い回しになりますが、その場合でも、強硬手段に出ることもあり得るということもほのめかし、・のような最後通牒を突きつけておいた方が効果的でしょう。それでも相手が契約を履行しようとしなければ、損害賠償などの法的手段を執ることになります。
<納品の遅れを抗議する>
李 :今日が商品の納入のお約束の日だったはずですが、いったいどういうことなのでしょうか。
取引先:もう二、三日お待ちいただけませんか。
李 :それはあまりに一方的すぎます。こちらは予約のお客様から、「どうなっているのか」と強い催促を受けて、ほとほと困っております。これは当社の信用問題に関わります。
取引先:申し訳ございません。担当者とも相談の上、至急納品できるようにいたしますので。
李 :いつまでならできるのですか。
取引先:明日中には必ず。
李 :わかりました。必ずお約束をお守りください。さもないと、貴社とのお取り引きは今後できないことになりますので。
<支払いの遅れを抗議する>
取引先:あのう、お支払いの件ですが、もうしばらくご猶予いただくわけにはいかないでしょうか。
李 :ご無理はおっしゃらないでください。こちらは今月中にお支払いいただけるというお約束でしたから、一ヶ月お待ちしたのです。上司にこの話を持っていった私の身にもなってくださいよ。
取引先:ご無理なお願いであることは重々承知なのですが、もう一度だけご猶予いただけませんか。
李 :これ以上はもう私の力ではどうにもなりません。もし、お支払いいただけないのであれば、こちらといたしましては法的処置も考えざるを得ません。
常套表現と解説
・ お支払い(納品・お約束…)今日のはずですが、いったいどういうことなのでしょうか
再三の申し入れにも関わらず、お聞き届けいただけないのはどういうわけでしょうか
・ ご無理はおっしゃらないでください
それはあまりに一方的すぎます
私の身にもなってください
当社もほとほと困っております
当社の信用問題に関わります
・ 貴社とのお取り引きは、今後できないことになりますので
こちらといたしましては法的処置も考えざるを得ません
ビジネスの世界では契約をめぐるトラブルは付きものですが、相手に全く誠意が見られないときは抗議に移ることになります。そのときの最初の抗議の切り出しに使われるのが・のような表現です。もし、相手側が契約の履行の遅れについて様々な口実をつけた場合は、断固とした態度をとることが必要でしょう。・はそんなときの比較的ソフトな言い回しになりますが、その場合でも、強硬手段に出ることもあり得るということもほのめかし、・のような最後通牒を突きつけておいた方が効果的でしょう。それでも相手が契約を履行しようとしなければ、損害賠償などの法的手段を執ることになります。
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第12章 ビジネス電話と伝言
ここで取り上げるのはビジネス電話の基本型です。ここでは取引先から会社にかかってきた電話の応対を、受話器を取り上げたときから受話器を置くまで、会話の流れに沿って取り上げていきますが、ビジネス電話の応対はそのまま覚えてしまうのが一番の早道です。また、ビジネスでの伝言は日常会話での伝言の仕方と少し違うので注意しましょう。
1、 最初の応対
(1) 基本型
李 :はい、○○(社名)です。
取引先:○○社の△△(名前)と申します。いつもお世話になっております。営業課長の木村様をお願いしたいのですが。
李 :△△様でございますね。ただ今代わりますので、少々お待ちください。
(2) 午前中にかかってきた電話
李 :おはようございます。○○(社名)です。
取引先:あのう、申し訳ございませんが、営業第一課の李様をお願いしたいのですが。
李 :李は私ですが、失礼ですが、どちら様でございましょうか。
取引先:申し遅れまして、私、○○社の△△(名前)と申します。
(3) 電話を取るのが遅れたとき
李 :待たせいたしました。○○(社名)です。
取引先:お忙しいところを申し訳ございませんが、私、○○社の△△(名前)と申します。営業部長の佐藤様をお願いしたいのですが。
李 :申し訳ございません。佐藤はただ今電話中ですので、このまましばらくお待ちいただけますか。
(4) 他部署あての電話を受けたとき
李 :はい、○○(社名)です。いつもお世話になっています。
取引先:私、○○社の△△(名前)と申します。人事課の藤井様をお願いしたいのですが。
李 :申し訳ございません。こちらは営業課ですので、人事課の方にお回しいたします。そのままお待ちください。
取引先:お願いいたします。
・・・(電話を取り次ぐ)・・・
藤井 :お電話代わりました。人事部の藤井ですが、・・・
(5) 担当外の電話を受けたとき
李 :○○(社名)です。
客A :あのう、先日、そちらで買ったパソコンの調子がどうもよくないんですが、それでお電話を。
李 :どうも申し訳ございません。ただ今、担当の者と代わりますので、少々お待ちください。
客A :わかりました。
・・・(電話を取り次ぐ)・・・
担当者:お待たせいたしまして、申し訳ございません。担当の山田と申しますが・・・。
(6) 電話の声が聞き取りにくいとき
李 :はい、○○です。
取引先:○○社の△△と申しますが、・・・□□△△××・・・。
李 :あのう、申し訳ございません。少しお電話が遠いようなのですが、・・・。
取引先:あっ、申し訳ありません。
・・・(大きい声で)・・・
私、○○社の△△と申します。
常套表現と解説
・ はい、○○(社名)です。
おはようございます。○○(社名)です。
待たせいたしました。○○(社名)です。
・ 私、○○社の△△(名前)と申します。××課の△△様をお願いしたいのですが
私、○○社の△△(名前)と申します。××課の△△さんをお願いします
・ 失礼ですが、どちら様でしょうか
少しお電話が遠いようなのですが
・ △△様でございますね。ただ今代わりますので、少々お待ちください
△△はただ今電話中ですので、このまましばらくお待ちいただけますか。
こちらは営業課ですので、××課の方にお回しいたします
ただ今、担当の者と代わりますので、少々お待ちください
これらはビジネス電話の定型ですから、そのままケース毎に覚えて使ってください。なお、電話を掛けた側が先に社名と氏名を名乗るのが礼儀ですが、うっかり言い忘れる場合もあるでしょう。そんなときは、「申し遅れました。私は~」と非礼を詫びるようにしましょう。また、相手の声が小さかったり、電話の騒音がひどくてして、電話がよく聞き取れないときは、「申し訳ございません。少しお電話が遠いようなのですが、・・・」が定型です。あくまで電話の状態がよくないことを伝えればよく、これで十分意味は伝わりますから、「もう少し大きい声で話してください」などの言葉は使わないようにします。
ここで取り上げるのはビジネス電話の基本型です。ここでは取引先から会社にかかってきた電話の応対を、受話器を取り上げたときから受話器を置くまで、会話の流れに沿って取り上げていきますが、ビジネス電話の応対はそのまま覚えてしまうのが一番の早道です。また、ビジネスでの伝言は日常会話での伝言の仕方と少し違うので注意しましょう。
1、 最初の応対
(1) 基本型
李 :はい、○○(社名)です。
取引先:○○社の△△(名前)と申します。いつもお世話になっております。営業課長の木村様をお願いしたいのですが。
李 :△△様でございますね。ただ今代わりますので、少々お待ちください。
(2) 午前中にかかってきた電話
李 :おはようございます。○○(社名)です。
取引先:あのう、申し訳ございませんが、営業第一課の李様をお願いしたいのですが。
李 :李は私ですが、失礼ですが、どちら様でございましょうか。
取引先:申し遅れまして、私、○○社の△△(名前)と申します。
(3) 電話を取るのが遅れたとき
李 :待たせいたしました。○○(社名)です。
取引先:お忙しいところを申し訳ございませんが、私、○○社の△△(名前)と申します。営業部長の佐藤様をお願いしたいのですが。
李 :申し訳ございません。佐藤はただ今電話中ですので、このまましばらくお待ちいただけますか。
(4) 他部署あての電話を受けたとき
李 :はい、○○(社名)です。いつもお世話になっています。
取引先:私、○○社の△△(名前)と申します。人事課の藤井様をお願いしたいのですが。
李 :申し訳ございません。こちらは営業課ですので、人事課の方にお回しいたします。そのままお待ちください。
取引先:お願いいたします。
・・・(電話を取り次ぐ)・・・
藤井 :お電話代わりました。人事部の藤井ですが、・・・
(5) 担当外の電話を受けたとき
李 :○○(社名)です。
客A :あのう、先日、そちらで買ったパソコンの調子がどうもよくないんですが、それでお電話を。
李 :どうも申し訳ございません。ただ今、担当の者と代わりますので、少々お待ちください。
客A :わかりました。
・・・(電話を取り次ぐ)・・・
担当者:お待たせいたしまして、申し訳ございません。担当の山田と申しますが・・・。
(6) 電話の声が聞き取りにくいとき
李 :はい、○○です。
取引先:○○社の△△と申しますが、・・・□□△△××・・・。
李 :あのう、申し訳ございません。少しお電話が遠いようなのですが、・・・。
取引先:あっ、申し訳ありません。
・・・(大きい声で)・・・
私、○○社の△△と申します。
常套表現と解説
・ はい、○○(社名)です。
おはようございます。○○(社名)です。
待たせいたしました。○○(社名)です。
・ 私、○○社の△△(名前)と申します。××課の△△様をお願いしたいのですが
私、○○社の△△(名前)と申します。××課の△△さんをお願いします
・ 失礼ですが、どちら様でしょうか
少しお電話が遠いようなのですが
・ △△様でございますね。ただ今代わりますので、少々お待ちください
△△はただ今電話中ですので、このまましばらくお待ちいただけますか。
こちらは営業課ですので、××課の方にお回しいたします
ただ今、担当の者と代わりますので、少々お待ちください
これらはビジネス電話の定型ですから、そのままケース毎に覚えて使ってください。なお、電話を掛けた側が先に社名と氏名を名乗るのが礼儀ですが、うっかり言い忘れる場合もあるでしょう。そんなときは、「申し遅れました。私は~」と非礼を詫びるようにしましょう。また、相手の声が小さかったり、電話の騒音がひどくてして、電話がよく聞き取れないときは、「申し訳ございません。少しお電話が遠いようなのですが、・・・」が定型です。あくまで電話の状態がよくないことを伝えればよく、これで十分意味は伝わりますから、「もう少し大きい声で話してください」などの言葉は使わないようにします。
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2、 本人が出られないとき(1) 本人が不在のとき
李 :誠に申し訳ございません。木村はただ今席を外しておりますが、何かお急ぎのご用でしょうか。
取引先:ええ、ちょっとご相談したいことがございまして。
李 :あのう、木村でしたら、間もなく戻ると思いますので、後ほどお電話いただけないでしょうか。
取引先:では、10分後ぐらいにもう一度お電話さし上げます。
李 :はい、木村にもそう伝えておきます。
(2) 本人が接客中のとき
李 :誠に申し訳ございません。木村はただ接客中でございまして、ちょっと席が外せないのですが、・・・。
取引先:そうですか。
李 :あのう、もう一度お電話をおかけ直しいただくわけにはいかないでしょうか。
取引先:では、一時間後にもう一度お電話さし上げますので、そう木村様にお伝えいただけませんか。
李 :確かに承りました。
(3) 本人が外出しているとき
李 :誠に申し訳ございません。木村はただ今外出しておりまして。
取引先:そうですか。困りましたねえ。
李 :もし、お差し支えがなければ、私が代わってお話をお伺いしましょうか。
取引先:では、○○社の△△が契約の件で、至急お目にかかってお話ししたいことがあるとお伝えいただけませんか。
李 :かしこまりました。木村が戻りましたら、さよう伝えておきます。
(4) 本人が電話中のとき
李 :申し訳ございません。佐藤はただ今電話中ですので、このまましばらくお待ちいただけますか。
取引先:はい。
・・・(佐藤部長の電話が長引いているのを見て)・・・
李 :誠に申し訳ございません。佐藤の電話はどうも長引きそうですので、こちらからおかけ直しいたしましょうか。
取引先:では、そうお願いいたします。
李 :△△様のお電話番号をお教えいただけますか。
取引先:はい、03-××××-××××です。
李 :もう一度確認させていただきます。03-××××-××××でよろしいでしょうか。
取引先:はい。
李 :では、ただ今の電話が終わり次第、折り返し△△様の方へ電話させます。
常套表現と解説
・ 申し訳ございません。△△はただ今、席を外しております
申し訳ございません。△△はただ今、外出しております
申し訳ございません。△△はただ今、出張中でございます
申し訳ございません。△△はただ今、(電話・接客・会議…)中でございまして、何か急用でございましょうか
・ 折り返しお電話するように伝えておきましょうか
こちらからおかけ直しいたしましょうか
△△でしたら間もなく戻ると思いますので、後ほどお電話いただけないでしょうか
もう一度、お電話をおかけ直しいただくわけにはいかないでしょうか
もし、お差し支えがなければ、私が代わってお話をお伺いしましょうか
・ かしこまりました
確かに承りました
これらも本人が不在、または他の用件で電話口に出られないときのビジネス電話の定型ですから、そのままケース毎に覚えて使ってください。なお、本人がすぐ戻ってくることがわかっているときは「△△でしたら間もなく戻ると思いますので」と一言添えてあげるのが親切です。このケースでは相手からの伝言を受けることも多くなりますから、それを次の項で取り上げます。
李 :誠に申し訳ございません。木村はただ今席を外しておりますが、何かお急ぎのご用でしょうか。
取引先:ええ、ちょっとご相談したいことがございまして。
李 :あのう、木村でしたら、間もなく戻ると思いますので、後ほどお電話いただけないでしょうか。
取引先:では、10分後ぐらいにもう一度お電話さし上げます。
李 :はい、木村にもそう伝えておきます。
(2) 本人が接客中のとき
李 :誠に申し訳ございません。木村はただ接客中でございまして、ちょっと席が外せないのですが、・・・。
取引先:そうですか。
李 :あのう、もう一度お電話をおかけ直しいただくわけにはいかないでしょうか。
取引先:では、一時間後にもう一度お電話さし上げますので、そう木村様にお伝えいただけませんか。
李 :確かに承りました。
(3) 本人が外出しているとき
李 :誠に申し訳ございません。木村はただ今外出しておりまして。
取引先:そうですか。困りましたねえ。
李 :もし、お差し支えがなければ、私が代わってお話をお伺いしましょうか。
取引先:では、○○社の△△が契約の件で、至急お目にかかってお話ししたいことがあるとお伝えいただけませんか。
李 :かしこまりました。木村が戻りましたら、さよう伝えておきます。
(4) 本人が電話中のとき
李 :申し訳ございません。佐藤はただ今電話中ですので、このまましばらくお待ちいただけますか。
取引先:はい。
・・・(佐藤部長の電話が長引いているのを見て)・・・
李 :誠に申し訳ございません。佐藤の電話はどうも長引きそうですので、こちらからおかけ直しいたしましょうか。
取引先:では、そうお願いいたします。
李 :△△様のお電話番号をお教えいただけますか。
取引先:はい、03-××××-××××です。
李 :もう一度確認させていただきます。03-××××-××××でよろしいでしょうか。
取引先:はい。
李 :では、ただ今の電話が終わり次第、折り返し△△様の方へ電話させます。
常套表現と解説
・ 申し訳ございません。△△はただ今、席を外しております
申し訳ございません。△△はただ今、外出しております
申し訳ございません。△△はただ今、出張中でございます
申し訳ございません。△△はただ今、(電話・接客・会議…)中でございまして、何か急用でございましょうか
・ 折り返しお電話するように伝えておきましょうか
こちらからおかけ直しいたしましょうか
△△でしたら間もなく戻ると思いますので、後ほどお電話いただけないでしょうか
もう一度、お電話をおかけ直しいただくわけにはいかないでしょうか
もし、お差し支えがなければ、私が代わってお話をお伺いしましょうか
・ かしこまりました
確かに承りました
これらも本人が不在、または他の用件で電話口に出られないときのビジネス電話の定型ですから、そのままケース毎に覚えて使ってください。なお、本人がすぐ戻ってくることがわかっているときは「△△でしたら間もなく戻ると思いますので」と一言添えてあげるのが親切です。このケースでは相手からの伝言を受けることも多くなりますから、それを次の項で取り上げます。
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3、 ビジネスの伝言
(1)伝言の仕方と受け方
<短い伝言の場合>
李 :誠に申し訳ございません。木村はただ今席を外しておりますが、何かお急ぎのご用でしょうか。
取引先:では、木村様がお戻りになられましたらお電話をいただきたいと、お伝えいただけませんか。
李 :かしこまりました。もう一度、ご連絡先を確認させていただきます。○○社の△△様でよろしいですね。
取引先:ええ、けっこうです。
李 :はい、確かにその旨伝えておきます。私、営業一課の李と申します。
取引先:では、よろしくお願いいたします。
<長い伝言の場合>
李 :誠に申し訳ございません。木村はただ今、外出しておりますが、いかがいたしましょうか。
取引先:では、恐れ入りますが、ご伝言をお願いします。
李 :かしこまりました。
取引先:実は・・・・(長い内容)・・・
李 :申し訳ございません。メモを取らせていただきますので、少々お待ちください。
・・・・(メモ用紙を用意して)・・・
お待たせいたしました。どうぞ。
取引先:・・・・・・、・・・・・・。そう、おことづけをお願いいたします。
李 :内容をもう一度確認させていただきます。
・・・・(メモの内容を復唱する)・・・
間違いございませんでしょうか。
取引先:はい、確かに。
李 :では、木村が戻り次第、さよう申し伝えておきます。私、営業一課の李と申します。
取引先:では、よろしくお願いいたします。
常套表現と解説
・ では、△△様に△△(本人名)から電話があったとお伝えいただけませんか。
では、△△様がお戻りになられましたら、お電話をいただきたいとお伝えいただけませんか
では、恐れ入りますが、ご伝言をお願いします
・ 申し訳ございません。メモを取らせていただきますので、少々お待ちください
(お名前・ご連絡先・内容…)をもう一度確認させていただきます
・ ○○課の△△(名前)が確かに承りました
では、さよう伝えておきます。私、○○課の△△(名前)と申します
・ では、よろしくお願いいたします
ビジネスの伝言を受けるとき、絶対に忘れてはならないのは相手側の名前や連絡先、また伝言内容の再確認です。そして、最後には必ず自分の所属部署と名前を相手に告げることです。これはビジネスマンとしての職務上の責任でもありますし、相手側に安心感を与えることができます。
(1)伝言の仕方と受け方
<短い伝言の場合>
李 :誠に申し訳ございません。木村はただ今席を外しておりますが、何かお急ぎのご用でしょうか。
取引先:では、木村様がお戻りになられましたらお電話をいただきたいと、お伝えいただけませんか。
李 :かしこまりました。もう一度、ご連絡先を確認させていただきます。○○社の△△様でよろしいですね。
取引先:ええ、けっこうです。
李 :はい、確かにその旨伝えておきます。私、営業一課の李と申します。
取引先:では、よろしくお願いいたします。
<長い伝言の場合>
李 :誠に申し訳ございません。木村はただ今、外出しておりますが、いかがいたしましょうか。
取引先:では、恐れ入りますが、ご伝言をお願いします。
李 :かしこまりました。
取引先:実は・・・・(長い内容)・・・
李 :申し訳ございません。メモを取らせていただきますので、少々お待ちください。
・・・・(メモ用紙を用意して)・・・
お待たせいたしました。どうぞ。
取引先:・・・・・・、・・・・・・。そう、おことづけをお願いいたします。
李 :内容をもう一度確認させていただきます。
・・・・(メモの内容を復唱する)・・・
間違いございませんでしょうか。
取引先:はい、確かに。
李 :では、木村が戻り次第、さよう申し伝えておきます。私、営業一課の李と申します。
取引先:では、よろしくお願いいたします。
常套表現と解説
・ では、△△様に△△(本人名)から電話があったとお伝えいただけませんか。
では、△△様がお戻りになられましたら、お電話をいただきたいとお伝えいただけませんか
では、恐れ入りますが、ご伝言をお願いします
・ 申し訳ございません。メモを取らせていただきますので、少々お待ちください
(お名前・ご連絡先・内容…)をもう一度確認させていただきます
・ ○○課の△△(名前)が確かに承りました
では、さよう伝えておきます。私、○○課の△△(名前)と申します
・ では、よろしくお願いいたします
ビジネスの伝言を受けるとき、絶対に忘れてはならないのは相手側の名前や連絡先、また伝言内容の再確認です。そして、最後には必ず自分の所属部署と名前を相手に告げることです。これはビジネスマンとしての職務上の責任でもありますし、相手側に安心感を与えることができます。
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(2)本人への伝言の伝え方
<取引先から伝言を上司に伝える>
李 :部長、○○分ほど前、○○社の△△様からお電話がございまして、至急、電話してほしいとのことでした。
部長 :うん、わかった。ありがとう。
<取引先から長い伝言を上司に伝える>
李 :部長、たった今、○○社の△△様からお電話がございまして、次のようなご伝言がございました。・・・・(メモを読む)・・・
部長 :ありがとう。
<上司の伝言を同僚に伝える>
李 :たった今、部長から電話があって、戻ったら、すぐ、部長室に来てくれとのことだったよ。
同僚 :うん、わかった。ありがとう。
常套表現と解説
・ 先ほど前に、△△様からお電話がございまして、・・・てほしいとのことでした
○○時間ほど前に、△△様からお電話がございまして、・・・とのご伝言でした
・ (課長・部長・専務…)から電話があって、・・・てくれとのことだよ
たった今、(課長・部長・専務…)が来て、・・・てほしいと言ってたよ
ビジネスの伝言を本人に伝えるときの基本型は、「~とのことでした」か、より敬意を込めた「~とのご伝言でした」です。特に「~とのことでした」は相手が上司か同僚かに関係なく使える一番便利で、また最も一般的な表現です。
なお、・の「~と言っていた」はプライベートな会話では多く使われますが、遠慮のない関係でしか使えない表現なので、会社内でも同僚や後輩に対して伝言を伝えるとき以外は使わないでください。これは伝言した人が取引先や上司の場合、大変失礼な言い方になります。
<取引先から伝言を上司に伝える>
李 :部長、○○分ほど前、○○社の△△様からお電話がございまして、至急、電話してほしいとのことでした。
部長 :うん、わかった。ありがとう。
<取引先から長い伝言を上司に伝える>
李 :部長、たった今、○○社の△△様からお電話がございまして、次のようなご伝言がございました。・・・・(メモを読む)・・・
部長 :ありがとう。
<上司の伝言を同僚に伝える>
李 :たった今、部長から電話があって、戻ったら、すぐ、部長室に来てくれとのことだったよ。
同僚 :うん、わかった。ありがとう。
常套表現と解説
・ 先ほど前に、△△様からお電話がございまして、・・・てほしいとのことでした
○○時間ほど前に、△△様からお電話がございまして、・・・とのご伝言でした
・ (課長・部長・専務…)から電話があって、・・・てくれとのことだよ
たった今、(課長・部長・専務…)が来て、・・・てほしいと言ってたよ
ビジネスの伝言を本人に伝えるときの基本型は、「~とのことでした」か、より敬意を込めた「~とのご伝言でした」です。特に「~とのことでした」は相手が上司か同僚かに関係なく使える一番便利で、また最も一般的な表現です。
なお、・の「~と言っていた」はプライベートな会話では多く使われますが、遠慮のない関係でしか使えない表現なので、会社内でも同僚や後輩に対して伝言を伝えるとき以外は使わないでください。これは伝言した人が取引先や上司の場合、大変失礼な言い方になります。
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第13章 ビジネス敬語
ビジネス敬語といってもやはり敬語ですから、先ず最低限身につけておかなければならないことがあります。その上にビジネス敬語の世界があります。特に顧客との会話における「内」と「外」の区別による敬語の使い分け、社内の地位の対応した敬語の使い分けが重要となってきます。
1、ビジネス会話は敬語体
(1) ビジネス&フォーマル会話とフレンドリー会話
丁寧語と敬語体会話がビジネス会話の基本です。ですから、日本語の敬語の使い方の基本が身に付いていなければ、そもそもビジネス会話はできません。この教材はそれらが身に付いている学習者を対象に書かれていますから、細かい敬語表現の使い方については説明を省略しています。自分の敬語の知識に不安がある方は、もう一度、この項を再復習してください。
★ 身内
家族や親しい友だちや同僚の間で交わされるフレンドリー会話の世界です。使われるのは口語普通体で、「ます・です」体も敬語も使われません。「ね/よ/わ」などの終助詞や、省略形が頻繁に使われます。
★ 内
学校や会社など所属集団内での会話です。そこでは集団の秩序を維持するための上下関係が存在しています。そのため、友だちや同僚の間で交わされるフレンドリー会話の世界と、先輩や上司や目上に対する「敬語&ます・です」体のフォーマル会話が混在する世界です。日本では先輩や上司にはフォーマル会話を使うと覚えておきましょう。
★ 外
「外」は「疎」とも言いますが、初めてあった人や、よく知らない人のように、疎遠な人に対しては、相手が子供の場合は別ですが、年齢や地位がどうかに関係なく、「敬語&ます・です体」のフォーマル体が使われます。
更に「ございます」体などの丁寧語を使うのが、顧客・お客に対するビジネス&フォーマル会話の世界です。
(2)動詞の敬語形と謙譲形
待ち[ます]→ お待ちになる <尊敬形>
お待ちする <謙譲形>
お待ちください <依頼の尊敬形>
遠慮[する]→ ご遠慮になる <尊敬形>
ご遠慮する <謙譲形>
ご遠慮ください <依頼の尊敬形>
(3)敬語動詞
普通 尊敬 謙譲
する なさる いたす
来る いらっしゃる まいる
おいでになる 伺う
お見えになる
お越しになる
行く いらっしゃる まいる
おいでになる 伺う
~てくる/ていく ~ていらっしゃる ~てまいる
いる いらっしゃる おる
おいでになる
~ている ~ていらっしゃる ~ておる
知っている ご存じです 存じ上げている
飲む/食べる 召し上がる いただく
言う おっしゃる 申す
見る ご覧になる 拝見する
~てみる ~てご覧になる
着る お召しになる
訪ねる/尋ねる 伺う
思う 存じる
聞く 伺う/承る/拝聴する
会う お目にかかる
借りる 拝借する
見せる お目にかける
ご覧に入れる
わかる/引き受ける 承知する/かしこまる
ビジネス敬語といってもやはり敬語ですから、先ず最低限身につけておかなければならないことがあります。その上にビジネス敬語の世界があります。特に顧客との会話における「内」と「外」の区別による敬語の使い分け、社内の地位の対応した敬語の使い分けが重要となってきます。
1、ビジネス会話は敬語体
(1) ビジネス&フォーマル会話とフレンドリー会話
丁寧語と敬語体会話がビジネス会話の基本です。ですから、日本語の敬語の使い方の基本が身に付いていなければ、そもそもビジネス会話はできません。この教材はそれらが身に付いている学習者を対象に書かれていますから、細かい敬語表現の使い方については説明を省略しています。自分の敬語の知識に不安がある方は、もう一度、この項を再復習してください。
★ 身内
家族や親しい友だちや同僚の間で交わされるフレンドリー会話の世界です。使われるのは口語普通体で、「ます・です」体も敬語も使われません。「ね/よ/わ」などの終助詞や、省略形が頻繁に使われます。
★ 内
学校や会社など所属集団内での会話です。そこでは集団の秩序を維持するための上下関係が存在しています。そのため、友だちや同僚の間で交わされるフレンドリー会話の世界と、先輩や上司や目上に対する「敬語&ます・です」体のフォーマル会話が混在する世界です。日本では先輩や上司にはフォーマル会話を使うと覚えておきましょう。
★ 外
「外」は「疎」とも言いますが、初めてあった人や、よく知らない人のように、疎遠な人に対しては、相手が子供の場合は別ですが、年齢や地位がどうかに関係なく、「敬語&ます・です体」のフォーマル体が使われます。
更に「ございます」体などの丁寧語を使うのが、顧客・お客に対するビジネス&フォーマル会話の世界です。
(2)動詞の敬語形と謙譲形
待ち[ます]→ お待ちになる <尊敬形>
お待ちする <謙譲形>
お待ちください <依頼の尊敬形>
遠慮[する]→ ご遠慮になる <尊敬形>
ご遠慮する <謙譲形>
ご遠慮ください <依頼の尊敬形>
(3)敬語動詞
普通 尊敬 謙譲
する なさる いたす
来る いらっしゃる まいる
おいでになる 伺う
お見えになる
お越しになる
行く いらっしゃる まいる
おいでになる 伺う
~てくる/ていく ~ていらっしゃる ~てまいる
いる いらっしゃる おる
おいでになる
~ている ~ていらっしゃる ~ておる
知っている ご存じです 存じ上げている
飲む/食べる 召し上がる いただく
言う おっしゃる 申す
見る ご覧になる 拝見する
~てみる ~てご覧になる
着る お召しになる
訪ねる/尋ねる 伺う
思う 存じる
聞く 伺う/承る/拝聴する
会う お目にかかる
借りる 拝借する
見せる お目にかける
ご覧に入れる
わかる/引き受ける 承知する/かしこまる
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第14章 練習
練習1 お~する
(例) タクシーを呼ぶ
李 :1) タクシーを(お/ご)呼びしましょう。
2) タクシーを(お/ご)呼びいたしましょう。
鈴木:すみません。お願いします。
(1) 傘を貸す
(2) 駅まで送る
(3) 荷物を持つ
(4) 手伝う
(5) 住所を教える
(6) 山田専務に連絡する
(7) この町を案内する
(8) もう一度、説明する
練習2 お~になる
(例) 山田専務と会う
鈴木:山田専務と(お/ご)会いになりましたか。
李 :はい、(お/ご)会いしました。
(1) 部長を駅まで送る
(2) 先生に手紙を渡す
(3) 社長に伝える
(4) 教授をパーティに呼ぶ
(5) お客様を空港まで見送る
(6) 会長に連絡する
(7) みなさんを別室に案内する
(8) 校長にその件を質問する
練習3 丁寧な依頼
(例)伝える →伝えていただけませんか
→お伝えいただけませんか
説明する →説明していただけませんか
→ご説明いただけませんか
(1) 知らせる
(2) 答える
(3) 話す
(4) 送る
(5) 教える
(6) 連絡する
(7) 電話する
(8) 指導する
練習4 敬語動詞
(例) 今夜のパーティに来る
李 :今夜のパーティにいらっしゃいますか。
鈴木 :はい、まいります。
(1) 先生のお宅に行く
(2) ビールを飲む
(3) 明日は会社にいる
(4) 刺身を食べる
(5) A画伯の絵を見る
(6) 木村社長を知っている
(7) そのことを教授に言う
(8) テニスをする
練習1 お~する
(例) タクシーを呼ぶ
李 :1) タクシーを(お/ご)呼びしましょう。
2) タクシーを(お/ご)呼びいたしましょう。
鈴木:すみません。お願いします。
(1) 傘を貸す
(2) 駅まで送る
(3) 荷物を持つ
(4) 手伝う
(5) 住所を教える
(6) 山田専務に連絡する
(7) この町を案内する
(8) もう一度、説明する
練習2 お~になる
(例) 山田専務と会う
鈴木:山田専務と(お/ご)会いになりましたか。
李 :はい、(お/ご)会いしました。
(1) 部長を駅まで送る
(2) 先生に手紙を渡す
(3) 社長に伝える
(4) 教授をパーティに呼ぶ
(5) お客様を空港まで見送る
(6) 会長に連絡する
(7) みなさんを別室に案内する
(8) 校長にその件を質問する
練習3 丁寧な依頼
(例)伝える →伝えていただけませんか
→お伝えいただけませんか
説明する →説明していただけませんか
→ご説明いただけませんか
(1) 知らせる
(2) 答える
(3) 話す
(4) 送る
(5) 教える
(6) 連絡する
(7) 電話する
(8) 指導する
練習4 敬語動詞
(例) 今夜のパーティに来る
李 :今夜のパーティにいらっしゃいますか。
鈴木 :はい、まいります。
(1) 先生のお宅に行く
(2) ビールを飲む
(3) 明日は会社にいる
(4) 刺身を食べる
(5) A画伯の絵を見る
(6) 木村社長を知っている
(7) そのことを教授に言う
(8) テニスをする
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2、ビジネス敬語の注意点
(1) 身内に尊敬語は使わない
「申し訳ございません。田中さんはただ今席を外しています」
→「申し訳ございません。田中はただ今席を外しております」
「当社の社長さんが木村さまによろしくとおっしゃっていました」
→「当社の社長が木村さまによろしくと申しておりました」
日本語では顧客や取引先など「外」の人との会話では、自分の会社の人は同僚でも社長でも、全て「内」ですから、「内」の人に尊敬語は使いません。特に社外の人との会話では、社長でも呼び捨てにします。韓国のように目上に対する絶対敬語の言語圏の方には抵抗があるかもしれませんが、「社長=自分の親父」と考えて、顧客や取引先の人との会話では謙譲表現を使ってください。なお、下の例の「社長」は代名詞として使われていて、もし以下のような会話であれば、当然呼び捨てになります。
取引先:田中社長はいらっしゃいますか。
秘書 :申し訳ございません。田中はただ今外出しております。
(2) 二重敬語は避ける
「社長は何をお召し上がりになられますか」
→「社長は何お召し上がりになりますか」
「社長は何とおっしゃられましたか」
→「社長は何とおっしゃいましたか」
「何をお召し上がりになられますか」のように、敬語動詞である「召し上がる」に更に「お~なる」をつけた「お召し上がりになる」、それを更に敬語「~られる」をつけて、「お召し上がりになられる」という言い方がないわけではありません。しかし、くどい感じがして、いい印象を相手に与えません。特に「敬語動詞+られる」は不自然な日本語になることが多いので、避けてください。ビジネス会話は合理的でなければなりませんし、無駄な言い回しは不要ですから、「社長は何とおっしゃいましたか」「何を召し上がりますか」と言えば十分です。
(3) 敬語体の不統一は不自然
「社長、何時ごろ、お迎えにいきましょうか」
→「社長、何時ごろ、お迎えにまいりましょうか」
「社長はお目にかかれないと言っています」
→「社長はお目にかかれないと申しております」
間違ってはいないのですが、どこか不自然です。「お迎え」と言ったのであれば、自分の行為ですから、「行く」の謙譲語「まいる」を使って、「社長、何時ごろ、お迎えにまいりましょうか」と言えばよかったのです。同様の理由で「お目にかかれない」と謙譲語を使ったのですから、「言っています」を全て謙譲表現に変えて、「社長はお目にかかれないと申しております」と言わなければバランスがとれません。話し言葉にも文体の統一があると言うことをお忘れなく。
(4) 上司への伝言で現れやすい間違い
「課長、社長が呼んでいます」
→「課長、社長がお呼びです」
「社長、課長が至急お目にかかりたいとおっしゃっていました」
→「社長、課長が至急お目にかかりたいと申しておりました」
「課長、A社の担当者がよろしくと言っていました」
→「課長、A社の担当者がよろしくとおっしゃっていました」
上の二つは社内での伝言ですが、身分・地位の上下関係をはっきりさせなければなりません。「課長、社長が呼んでいます」は社長への敬意が全くない言い方で、ここは「社長がお呼びです」と敬語を使わなければなりません。
次の例は課長も社長もどちらも上司ですから、社長への課長の伝言に「おっしゃっていました」と敬語を使ったのですが、これは誤りです。課長からの伝言を課長より地位が上の人に伝えるときは、謙譲語を使って「申しておりました」と言うのが正しい日本語の敬語表現になります。
一番下の例は他社の担当者の伝言を上司に伝えるケースですが、仮にその担当者が平社員でも、取引先の人には敬語をつけるのが日本語で、ここは「言っていました」を「おっしゃっていました」と言わなければなりません。
5) 上司との日常会話で現れやすい間違い
「課長、ちょっと来てください」
→「課長、ちょっと来ていただけませんか」
「今夜みんなで飲みに行くんですが、課長も行きたいですか」
→「今夜みんなで飲みに行くんですが、課長もご一緒にいかがですか」
「課長、今夜のパーティーには参加するつもりですか」
→「課長、今夜のパーティーには参加なさいますか」
これらは上司との会話でふと使ってしまう誤用例です。先ず、「~てください」はお店で何かを注文するときとか、目下に何かを依頼するときに使う表現で、実質的には依頼ではなく指示に近い意味になります。ですから、「~てください」を上司に使うととても無礼な言い方になります。上司や目上には「~てくださいませんか」か「~ていただけませんか」と丁寧な依頼表現を使わなければなりません。
また、「~たいですか」も「~つもりですか」も同僚や後輩に使うのであれば許されますが、日本人は目上の人の希望や意向を尋ねるとき、このような直接的な尋ね方は決してしません。目下の者から「~たいですか」「~つもりですか」と聞かれたとしたら、自分の心の中に土足で踏み込まれたようで、不愉快になるのが日本人の感覚です。ですから、上司を誘いたいのであれば、「~んですが、ご一緒にいかがですか」、意向を尋ねたいのであれば、「つもり」と言う表現を避けて、「~なさいますか」とか「~なさるご予定ですか」としなければなりません。母語をそのまま翻訳して使うと、日本ではとても失礼な言い方になることが多いので、注意してください。
(1) 身内に尊敬語は使わない
「申し訳ございません。田中さんはただ今席を外しています」
→「申し訳ございません。田中はただ今席を外しております」
「当社の社長さんが木村さまによろしくとおっしゃっていました」
→「当社の社長が木村さまによろしくと申しておりました」
日本語では顧客や取引先など「外」の人との会話では、自分の会社の人は同僚でも社長でも、全て「内」ですから、「内」の人に尊敬語は使いません。特に社外の人との会話では、社長でも呼び捨てにします。韓国のように目上に対する絶対敬語の言語圏の方には抵抗があるかもしれませんが、「社長=自分の親父」と考えて、顧客や取引先の人との会話では謙譲表現を使ってください。なお、下の例の「社長」は代名詞として使われていて、もし以下のような会話であれば、当然呼び捨てになります。
取引先:田中社長はいらっしゃいますか。
秘書 :申し訳ございません。田中はただ今外出しております。
(2) 二重敬語は避ける
「社長は何をお召し上がりになられますか」
→「社長は何お召し上がりになりますか」
「社長は何とおっしゃられましたか」
→「社長は何とおっしゃいましたか」
「何をお召し上がりになられますか」のように、敬語動詞である「召し上がる」に更に「お~なる」をつけた「お召し上がりになる」、それを更に敬語「~られる」をつけて、「お召し上がりになられる」という言い方がないわけではありません。しかし、くどい感じがして、いい印象を相手に与えません。特に「敬語動詞+られる」は不自然な日本語になることが多いので、避けてください。ビジネス会話は合理的でなければなりませんし、無駄な言い回しは不要ですから、「社長は何とおっしゃいましたか」「何を召し上がりますか」と言えば十分です。
(3) 敬語体の不統一は不自然
「社長、何時ごろ、お迎えにいきましょうか」
→「社長、何時ごろ、お迎えにまいりましょうか」
「社長はお目にかかれないと言っています」
→「社長はお目にかかれないと申しております」
間違ってはいないのですが、どこか不自然です。「お迎え」と言ったのであれば、自分の行為ですから、「行く」の謙譲語「まいる」を使って、「社長、何時ごろ、お迎えにまいりましょうか」と言えばよかったのです。同様の理由で「お目にかかれない」と謙譲語を使ったのですから、「言っています」を全て謙譲表現に変えて、「社長はお目にかかれないと申しております」と言わなければバランスがとれません。話し言葉にも文体の統一があると言うことをお忘れなく。
(4) 上司への伝言で現れやすい間違い
「課長、社長が呼んでいます」
→「課長、社長がお呼びです」
「社長、課長が至急お目にかかりたいとおっしゃっていました」
→「社長、課長が至急お目にかかりたいと申しておりました」
「課長、A社の担当者がよろしくと言っていました」
→「課長、A社の担当者がよろしくとおっしゃっていました」
上の二つは社内での伝言ですが、身分・地位の上下関係をはっきりさせなければなりません。「課長、社長が呼んでいます」は社長への敬意が全くない言い方で、ここは「社長がお呼びです」と敬語を使わなければなりません。
次の例は課長も社長もどちらも上司ですから、社長への課長の伝言に「おっしゃっていました」と敬語を使ったのですが、これは誤りです。課長からの伝言を課長より地位が上の人に伝えるときは、謙譲語を使って「申しておりました」と言うのが正しい日本語の敬語表現になります。
一番下の例は他社の担当者の伝言を上司に伝えるケースですが、仮にその担当者が平社員でも、取引先の人には敬語をつけるのが日本語で、ここは「言っていました」を「おっしゃっていました」と言わなければなりません。
5) 上司との日常会話で現れやすい間違い
「課長、ちょっと来てください」
→「課長、ちょっと来ていただけませんか」
「今夜みんなで飲みに行くんですが、課長も行きたいですか」
→「今夜みんなで飲みに行くんですが、課長もご一緒にいかがですか」
「課長、今夜のパーティーには参加するつもりですか」
→「課長、今夜のパーティーには参加なさいますか」
これらは上司との会話でふと使ってしまう誤用例です。先ず、「~てください」はお店で何かを注文するときとか、目下に何かを依頼するときに使う表現で、実質的には依頼ではなく指示に近い意味になります。ですから、「~てください」を上司に使うととても無礼な言い方になります。上司や目上には「~てくださいませんか」か「~ていただけませんか」と丁寧な依頼表現を使わなければなりません。
また、「~たいですか」も「~つもりですか」も同僚や後輩に使うのであれば許されますが、日本人は目上の人の希望や意向を尋ねるとき、このような直接的な尋ね方は決してしません。目下の者から「~たいですか」「~つもりですか」と聞かれたとしたら、自分の心の中に土足で踏み込まれたようで、不愉快になるのが日本人の感覚です。ですから、上司を誘いたいのであれば、「~んですが、ご一緒にいかがですか」、意向を尋ねたいのであれば、「つもり」と言う表現を避けて、「~なさいますか」とか「~なさるご予定ですか」としなければなりません。母語をそのまま翻訳して使うと、日本ではとても失礼な言い方になることが多いので、注意してください。
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練習5 訪問先で
李 :あのう、木村部長はいらっしゃいますか。
受付:あいにく、木村(×/部長)は(お出かけです/出かけております)。
李 :実は(・)相談(したい/になりたい)ことがございまして(来た/まいった)のですが、(・)帰り(する/になる)まで、こちらで (・)待たせて(ください/いただけないでしょうか)。
受付:どうぞ。では、そちらに(・)かけ(して/になって)(・)待ちください。
(1) (・)~(・)の中に「お・ご・×」から選んで入れてください。
(2) 1)~6)の中に入る適当なものを選んでください。
練習6 客の注文を取る
店員:いらっしゃいませ。(・)注文は何に(します/なさいます)か。
李 :メニューを見せてください。
店員:はい、こちらに(あります/ございます)。(・)決まり(しましたら/になりましたら)、(・)呼びください。
李 :あのう、水をお願いします。
店員:はい、ただ今(・)持ち(いたします/なさいます)。
・・・(しばらくして)・・・
李 :この中華料理のフルコースをください。
店員:はい。(・)飲み物は(どう/いかが)(しま/なさいます)か。
李 :じゃ、紹興酒を一本ください。
店員:(わかりました/かしこまりました)。(じゃ/では)、(ちょっと/少々)
(・)待ちください。
(1) (・)~(・)の中に「お・ご・×」から選んで入れてください。
(2) 1)~9)の中に入る適当なものを選んでください。
練習7 ビジネス電話
李 :もしもし、(そっち/そちら)、○○商事でしょうか。
秘書:はい、そうですが、(どなた/どちら様)でしょうか。
李 :○○企画の李と(申します/おっしゃいます)が、山田専務は(います/いらっしゃいます)か。
秘書:白石(さん/様)(です/でございます)か。(ほんとうに/誠に)(すみません/申し訳ございません)が、あいにく(山田/山田専務)は(・)席を外し(ています/ております)。何か(・)急ぎの(・)用(ですか/でしょうか)。
李 :いいえ、(・)急用というほどのことではありません。では、李から(・)電話があった/ございました)と(伝えてください/お伝えいただけませんか)。
秘書:(わかりました/承知しました)。
(1) (・)~(・)の中に「お/ご/×」から選んで入れてください。
(2) 1)~14)の中に入る適当なものを選んでください。
李 :あのう、木村部長はいらっしゃいますか。
受付:あいにく、木村(×/部長)は(お出かけです/出かけております)。
李 :実は(・)相談(したい/になりたい)ことがございまして(来た/まいった)のですが、(・)帰り(する/になる)まで、こちらで (・)待たせて(ください/いただけないでしょうか)。
受付:どうぞ。では、そちらに(・)かけ(して/になって)(・)待ちください。
(1) (・)~(・)の中に「お・ご・×」から選んで入れてください。
(2) 1)~6)の中に入る適当なものを選んでください。
練習6 客の注文を取る
店員:いらっしゃいませ。(・)注文は何に(します/なさいます)か。
李 :メニューを見せてください。
店員:はい、こちらに(あります/ございます)。(・)決まり(しましたら/になりましたら)、(・)呼びください。
李 :あのう、水をお願いします。
店員:はい、ただ今(・)持ち(いたします/なさいます)。
・・・(しばらくして)・・・
李 :この中華料理のフルコースをください。
店員:はい。(・)飲み物は(どう/いかが)(しま/なさいます)か。
李 :じゃ、紹興酒を一本ください。
店員:(わかりました/かしこまりました)。(じゃ/では)、(ちょっと/少々)
(・)待ちください。
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練習7 ビジネス電話
李 :もしもし、(そっち/そちら)、○○商事でしょうか。
秘書:はい、そうですが、(どなた/どちら様)でしょうか。
李 :○○企画の李と(申します/おっしゃいます)が、山田専務は(います/いらっしゃいます)か。
秘書:白石(さん/様)(です/でございます)か。(ほんとうに/誠に)(すみません/申し訳ございません)が、あいにく(山田/山田専務)は(・)席を外し(ています/ております)。何か(・)急ぎの(・)用(ですか/でしょうか)。
李 :いいえ、(・)急用というほどのことではありません。では、李から(・)電話があった/ございました)と(伝えてください/お伝えいただけませんか)。
秘書:(わかりました/承知しました)。
(1) (・)~(・)の中に「お/ご/×」から選んで入れてください。
(2) 1)~14)の中に入る適当なものを選んでください。
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練習8 休みの日に街で上司と会って
李 :部長、こんなところで (・)会い(する/になる)とは思いませんでした。今日は(奥さん/奥様)と、どこか(・)出かけ(しました/でした)か。
部長 :うん、ちょっと孫の誕生日のプレゼントを買いにね。
奥さん:はじめまして。主人がいつも(・)世話になっています。
李 :いいえ、こちらこそ。部長には(・)迷惑ばかりかけて(おります/いらっしゃいます)。(・)荷物、重そうですが、(・)持ち(いたしましょう/なさいましょう)か。
奥さん:ありがとうございます。でも、主人に(持たせます/お持たせいたします)結構です。
(1) (・)~(・)の中に「お/ご/×」から選んで入れてください。
(2) 1)~6)の中に入る適当なものを選んでください。
1、 ビジネス・スピーチ
(1) 入社のあいさつ
おはようございます。私はこの度、研修を終えて営業一課に配属されました李と申します。今年三月に大学を卒業するまでは親のすねをかじって生きてきたわけですが、これからはいよいよ社会人一年生だと気を引き締めております。
まだ、学生気分が抜けきっていないところがあるかもしれませんし、仕事についても全くわかりませんので、何かと皆様にご迷惑をおかけすることがあろうかと思います。そんなときはぜひとも厳しくご指導ご鞭撻くださいますよう、お願いいたします。
私も諸先輩方のご指導を仰ぎ、一日も早く○○社の名に恥じない社員になれるよう努力したいと思っております。
どうかよろしくお願いいたします。
(2) 退職のあいさつ
本日は私のためにこのような送別会を開いていただき、ほんとうにありがとうございます。
「光陰矢のごとし」とは申しますが、思えば入社してから、もう30年の歳月が過ぎました。私のような者が退職まで務め上げられたのは、ひとへに鈴木部長をはじめ、同僚の皆さんのお力添えがあったからこそと心から感謝しております。
心残りなことがあるとすれば、それは自らの非力のため、会社のためこれといった貢献ができなかったこととです。経営をめぐる厳しい状況はこれからも続くことと思いますが、皆様のご活躍を祈ってやみません。
これからはこの会社で身につけた経験を、何らかの形で地域におけるボランティア活動に生かせたらと思っております。
ほんとうに長い間お世話になりました。皆様のご健康と会社のさらなるご発展をお祈りし、お礼の言葉に代えさせていただきます。
李 :部長、こんなところで (・)会い(する/になる)とは思いませんでした。今日は(奥さん/奥様)と、どこか(・)出かけ(しました/でした)か。
部長 :うん、ちょっと孫の誕生日のプレゼントを買いにね。
奥さん:はじめまして。主人がいつも(・)世話になっています。
李 :いいえ、こちらこそ。部長には(・)迷惑ばかりかけて(おります/いらっしゃいます)。(・)荷物、重そうですが、(・)持ち(いたしましょう/なさいましょう)か。
奥さん:ありがとうございます。でも、主人に(持たせます/お持たせいたします)結構です。
(1) (・)~(・)の中に「お/ご/×」から選んで入れてください。
(2) 1)~6)の中に入る適当なものを選んでください。
1、 ビジネス・スピーチ
(1) 入社のあいさつ
おはようございます。私はこの度、研修を終えて営業一課に配属されました李と申します。今年三月に大学を卒業するまでは親のすねをかじって生きてきたわけですが、これからはいよいよ社会人一年生だと気を引き締めております。
まだ、学生気分が抜けきっていないところがあるかもしれませんし、仕事についても全くわかりませんので、何かと皆様にご迷惑をおかけすることがあろうかと思います。そんなときはぜひとも厳しくご指導ご鞭撻くださいますよう、お願いいたします。
私も諸先輩方のご指導を仰ぎ、一日も早く○○社の名に恥じない社員になれるよう努力したいと思っております。
どうかよろしくお願いいたします。
(2) 退職のあいさつ
本日は私のためにこのような送別会を開いていただき、ほんとうにありがとうございます。
「光陰矢のごとし」とは申しますが、思えば入社してから、もう30年の歳月が過ぎました。私のような者が退職まで務め上げられたのは、ひとへに鈴木部長をはじめ、同僚の皆さんのお力添えがあったからこそと心から感謝しております。
心残りなことがあるとすれば、それは自らの非力のため、会社のためこれといった貢献ができなかったこととです。経営をめぐる厳しい状況はこれからも続くことと思いますが、皆様のご活躍を祈ってやみません。
これからはこの会社で身につけた経験を、何らかの形で地域におけるボランティア活動に生かせたらと思っております。
ほんとうに長い間お世話になりました。皆様のご健康と会社のさらなるご発展をお祈りし、お礼の言葉に代えさせていただきます。
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